世間の情勢がすこし落ち着いた感じもあり、長らく控えていた自転車での遠出や山上りを再開して気がついたんですが、体力が失われたのか足の筋力が失われたのか、以前と同じように自転車で坂を上ることができなくなってる…!
以前は鼻歌まじりに軽く上れていた坂がめちゃくちゃしんどくて、息も切れるし身体は限界だと叫び、途中で足をついて休まないと上れなくなっていました…。
めちゃくちゃショックだったんですが、どれぐらい間隔が開いたら坂を上れなくなってしまうのか、また坂が上れるようになるまでどれぐらいかかるのか、などなど今後の自分のためにも忘れないようにまとめておこうと思います。
さくっとまとめ
坂を上らなかった期間
僕が去年最後にまともに坂を上ったのは「2019年10月26日」の六甲山 逆瀬川ルートでした。
家からほんとに最短のルートで六甲山を目指すということで、山間の住宅街のヤバい坂を上っていくというかなりキツいルートでした。
でも問題なく上れてたんだよなー…
そして今年初めて上ったのが「2020年9月15日」の六甲山 再度山ルートでした。
ということで期間的には「11ヶ月」(約1年)は、まともに坂を上っていなかったことになります。
「暑すぎる時期」や「寒すぎる時期」は山を上らないようにしてたので、これまでも大体3ヶ月ぐらいは坂を上ってない時期もあったんですが、それぐらい期間が空いてもすぐに以前と同じ感じで坂を上れるようになっていました。
1年ぶりに坂を上ったときの状態
以前は「楽に上れていた坂」を1年ぶりに上ったとき、身体に出てきた症状。
- かなりゼーハーゼーハー息切れする
- 途中から「太もも」に力が入りにくく感じる。以前より筋力が落ちたのかなと感じる
- 途中で足をついて休憩しないと坂を上り続けられない
- 休憩後にふたたび上り始めてもすぐまた休憩しないと坂を上れない
- 休憩しても回復しない感じ
- 顔がビリビリしびれる
- 目の前と頭が真っ白になりはじめる
こんな感じでした。
僕はサイクリングや坂を上っているときも、いままではほとんど休憩せずに走り続けていました。それは「呼吸に気をつけて無酸素運動にならないようにする」「ペダルを漕ぐ速度をできる限りゆっくりにする」といった感じで、自転車に乗りながらでも休憩する方法が分かっていたからです。
ただ、1年ぶりに坂を上って感じたのは、それが出来ていたのも「基礎的な体力」と「筋力」が付いていたからだったのかなーと思いました。
とにかく上り方のコツなんか関係なく、身体が悲鳴をあげて「もう無理!」って言ってるのが分かる状態です。これは本当にショックでした。
いままで積み上げてきてたものがぜんぶ失われて、また1から積み上げ始めないと駄目なのかなーと…。
考えられる原因
とりあえず、以前のように坂を上れなくなってしまった考えられる原因は、こんな感じかなーと思います。
- 坂を上るのに必要な「体力」が落ちた
- 坂を上るのに必要な「足の筋力」が落ちた
- 体重が増えた
体力や筋力が落ちたのはもちろんですが、体重が増えてしまったのもたぶんでかい…!
なんだかんだ去年最後に坂を上っていた時期と比べて「5kg」は体重が増えてしまっています…。5kgの荷物を積んで走ってると考えるとそりゃキツいよなーとも思いますが、四国のお遍路のときなんかは20kgの荷物を積みながら山を上っていたので、まあ体力や筋力の問題のほうがデカいような気もします。
ただ体重を落とせば、それだけ楽になるのは間違いない…!
以前のように坂を上れるまで
以前のように坂を上れるまでどれぐらい掛かるのか、ちょくちょく更新しながらまとめていこうと思います。
- 毎日平日の夕方に坂を上る
- ダイエット開始
とりあえず、坂を上る体力と筋力も取り戻しつつ体重も落とすため、しばらくこんな感じでやってみようと思います。
1日~2日経過
芦屋の北の方はいい感じの坂と山があるので、ブランク明けにはちょうどよさそうです。
以前は、ここが鼻歌交じりにラクラクと上れていたのに、息は切れ、身体は「限界だ!」と叫び、頭の奥がジンジンと痺れる。こんなに走れなくなってしまうものなのか…とほんとうに悲しくなりました。
ルートはこんな感じです。
少し変わる場合もあるかもですが、基本こんな感じで毎日夕方は走ろうかなーと思います。
3日目
今日は昨日までとは違って、坂を上りきったあともかなり身体に余裕がありました。
感覚的には、完全とはいかないまでも以前と近い感じで上れたような気がします。余裕があったので自転車を置いて「高座の滝」を見に行く元気もあった。
あとから振り返って気づいたんですが、昨日までは坂を上るときに自分でも分かるぐらい心拍数が早くなって心臓がドクドクいいながら走っていました。それを今日は落ち着つけて「できるだけ心拍数が上がらないように」意識しつつ坂を上っていたら、以前の感覚に近い感じで上ることができていました。
以前もそういえば気をつけながら坂を上っていたような気がします。
できるだけ無酸素運動にならないようにすることと、キツいときはペダルをゆっくり回して足に力を入れすぎないようになどは気をつけていたんですが、これ以外にも「坂を上るためのコツ」や「身体が自然と覚えていた感覚」みたいなものをいくつか忘れてしまってるのかもしれないなーと思いました。
だから3ヶ月とか半年ぐらいの間隔ぐらいなら、多少体力や筋力が衰えていたとしても感覚は忘れてないから、すぐに取り戻せたんだろうか…。今日は「身体が自然と覚えている感覚」っていうものも侮れないなーと思いました。
5日目
今週の平日最後ということで、締めに「芦有ゲート」まで走ってきました。
坂を上りながら気づいたのですが、ここ数日とは違い、坂の傾斜とかしんどさに合わせて「身体が自動的にセーブ」して動いてるような感じがしました。
そのおかげか、最後まで問題なく上りきれました。思ったんですが「長期間坂を上らないことで、こういう身体自身が覚えていた坂の上り方みたいなのを忘れてしまっていた」ことが、坂を以前のように上れなくなった大きな原因に感じました。
7日目
一週間が経ちました。
今週の最後にする予定だったのですが、台風が近づいてる影響でしばらくずっと雨のようなので、今日しかない!ということで、「六甲山の逆瀬川ルート」を走ってきました。
結果としては、問題なく以前と同じように走り切ることができました!
ということで、思っていたよりもかなり短い「一週間」という期間で、以前の身体に戻れたといっていいんじゃないかなーと思います。
最後に「まとめ」として一番下に追記を書いてます。
おしまい
とりあえず、こんな感じで以前のように坂を上れるまでどれぐらいかかるのか、ちょくちょく更新しつつまとめていこうと思います。
個人的に半年ぐらいまでは坂を上らなくてもすぐ以前のように上れるようになる感じではあったんですが、やっぱり1年近く間隔が空いてしまうと、戻すまでにかなり時間がかかりそうだなーと思いました。
目標としては「六甲山の逆瀬川ルート」を上れれば、以前の状態に戻ったということにしようと思います。いままでもブランク明けの目安に使っていたので!
いまの自分の身体の状態だと、とてもじゃないけど上りきれる自信がない…!
追記
目標としていた「六甲山の逆瀬川ルート」も無事に走り切ることができました。
一年ぶりに坂を上ってみて分かったことは、
- 身体自身が覚えている「坂の上り方」を忘れてしまっていたのが大きい
- 身体のセーブの仕方がわからず、無理してしまうから坂を上りきれない
- 坂の感覚を思い出すために、坂を何度も上る必要がある
- 「坂を以前のように上れない…」というショックはかなり大きいので、少しずつ以前上れていた坂をひとつひとつ上っていき「成功経験」を得ながら自信を取り戻していく。
これが大事だなーと思いました。
何度も坂を上っていると、「ああ、こんな感じで身体が自分で勝手に調整しながら走ってくれてたんだ」という感覚を取り戻せるのを感じました。これがかなり大きかった気がします。
坂を楽に上る方法は身体が知っている!身体に聞くのが一番みたいですね。