ついに出発当日!
興奮して眠れなかったりするかもなーと思っていたんですが、21時に布団に入ったら一瞬で眠りに落ちて気が付けば2時でした。
今日の予定ルート
- 自宅から神戸まで走る
- ジャンボフェリーに乗る
- 香川県高松市に到着
- 鳴門海峡大橋まで走る
- 宿泊地まで走る
実走したルート
準備
すでに軽い荷物は自転車に載せていたので、準備はさくっと終わりました。
テールランプも点灯させて準備は完了。
いざ出発!
出発
いつもどおり「2号線」を走る。
4時なのもあってか雰囲気がいつもと違うのと、車が少ないので走りやすかったです。
そんなこんなで「三ノ宮のセンター街」に着く頃には、もう明るくなっていました。
さすが5月!日の出の時間が早い。
フェリー乗り場は、ここから真っ直ぐ南に向かうだけです。
ジャンボフェリー乗り場
「ジャンボフェリー乗り場」に無事到着。
そのまま進むと係の人が「高松行きのプラカード」を自転車に付けてくれる。自転車置き場の場所も教えてもらいました。
ひとまず自転車を置いてチケットを買いに行きます。
事前にネットで予約していたのと乗船名簿を印刷して持ってきていたので、すぐにチケットを購入できました。
出港30分前までは乗船できないので、駐輪場にて待機。
待っている間に日の出が見えた。
ついに乗船開始!
こんな感じで係の人が自転車を固定してくれます。
僕はキャリアに荷物がいっぱいだったので端っこに固定でしたが、自転車用ラックもありました。
乗船
自転車も固定してもらえたので、ついに乗船。
ここは甲板。ほんとにでかい…!
船の上の方に「ピカチュウ」の頭が見える…?
船の中に入ると…(ふおおおお…!)
なんか思っていたよりも、すごく豪華!
「大阪~福岡間のフェリー」はよく乗っていたんですが、この船はそれより大きいかも。
こんなに大きな船に乗るのは初めてです。
フェリーの定番「ゲームコーナー」もある。
出港まで時間があるので、船の上の方も行ってみることに。
甲板に出ると「ポートタワー」が見える!
そして、さっきピカチュウだと思ったのは、こいつでした。
誰…?
とりあえず、一通り探索して満足したので休憩室で休むことに。雑魚寝タイプだけじゃなくて、こういうシートもあるのが嬉しいですねー
よく見るとシートの柄が「うどん」だった…さすがだ。
そして出港。遠くに明石海峡大橋が見える。
なんだか眠くなってきちゃったので眠る。さすがに2時起きだったからか爆睡しちゃいました。
「もうすぐ小豆島に到着」というアナウンスに起こされて、ボーっとしていたら急にお腹が減ってきたので自動販売機でカレーパンを買って食べる。
フェリーによくあるホットフードの自動販売機はなかった。あの焼きおにぎりが好きなんだけどなー…
小豆島
そして「小豆島」に到着。
船の上から眺めるだけだったのですが、自然豊かですごく素敵そうな島でした。
自然の迫力が凄い。
「淡路島」の時にも思いましたが、やっぱり本州とは全然違いますねー
こんなところも自転車で走ってみたいなー
あの山のテッペンとか、一体どうなってるんだろ…。
ジャンボフェリーが小豆島に「到着するとき」と「出発するとき」に音楽が流れるんですが、なんだかエモくて良い曲だなーと思って調べてみたらSTU48の「瀬戸内の声」という曲でした。AKB系グループの曲だったんですねー
なんだかセンチメンタルな気持ちになれて、とても良かった。
香川県松山市に到着
そんなこんなで「香川県」に到着!
小豆島を出港してからずっと寝てました…よく眠れた。
外に出たら、めちゃくちゃいい天気!
まさに5月晴れって感じで、気持ちのいい空。
「ようこそ香川県」のウェルカム看板。
地図を見る限りお店の名前が多かったので、建物がごちゃごちゃしているのかなー…って思っていたんですが、全然そんなことはなかった。
11号線に出ると、よく見るチェーン店が増えてくる。
あとはひたすら「11号線」を走り続けるのみ。
逆光で全然見えないですけど、標識によると「徳島県まで68km」!
向かうのは鳴門なので、もうちょっと距離は短いんですが頑張らねば…。
お遍路のお寺の看板を見つける。
実はここらへんは、お遍路最終盤にも通る予定の道です。
その頃にこの風景を見たとき、一体どんな気持ちで走ってるんだろうなー…
ちょくちょく道路の隅に「四国一周」表示?が出ています。
この道が指定コースになってるのかな。
こういう「のどけき駅」の風景が最高すぎる。
とにかく風景と雰囲気と空気に癒やされます。
やっぱり海がめちゃくちゃ綺麗だ。
お昼ごはん
香川県から徳島県に入っちゃう前にうどんを食べておきたいなーと、ちょうど良さそうなところにあった「大川オアシス」という所に入る。
確かに海の見えるオアシス。
うどん定食を頼みました。
おいしかった。でも「特別なうどん!」って感じはなかったかも。普通においしいおうどん。関西人ですが、うどんは関東の濃い出汁が好き。
お腹も満たしたので、徳島県に向けて再出発。
しばらく山道だったのですが、再び海が見えてくるところで香川県も終わりの模様。
徳島県
そして「徳島県」にイン!
ここから「鳴門海峡」を目指します。
どうしても初日に徳島県側から「鳴門海峡大橋」を眺めたい。
去年、淡路島を走ったときに「鳴門海峡大橋」の反対側から四国を眺めたんですが、来年には反対側からこちら側を絶対見ておきたい
そう密やかに誓っていたので、自分的にはしんどい距離でしたが、初日に鳴門海峡大橋まで突っ走ることにしました。時間に追われて走るのは嫌いなんですけどねー…
「鳴門スカイライン」に入る。
鳴門スカイライン
のどけき山並みが続く。
のんびり走るのが一番。
坂が出てきました。
でも緩めの坂なので上りやすい。
景色がきれい!
と、この橋まで来て写真を撮っていると、ふたり組のご年配のご夫婦に「どっから来たんー?」と、声をかけていただけました。
どうも同じジャンボフェリーに乗っていたみたいなのですが、ぜんぜん気が付かなかった…!お話を聞くと、元々大阪出身でいまは徳島に住んでいるみたい。昔はよく自転車で日本のいろんなところをふたりで走った。「やっぱり自転車は若いうちだけやで、ちょっとの坂道でもう息切れるもん」などなど、いろんなお話を聞かせていただきました。
そうこうしていると「泊まるところも大変やろ!うち泊まるか?」と旅の初日から優しいお言葉をいただく…!滅多にない機会だしお言葉に甘えてみたい気もしたんですが「ホテルを予約しているので…!」と感謝だけ伝えて丁重にお断りしました。
別れる間際にも「ほんとに泊まらんでええか?大丈夫か?」と言っていただけて、ありがたすぎた。お話を聞くに旅人さんを泊めるのが好きみたいでした。
旅の初日から人に優しい言葉をかけていただけるとは…!幸先いいかもしれない。嬉しかった。
道は地味にアップダウンが多くてしんどい!
坂はそれほどキツくないんですけど、下った後に上りが始まるのが精神的にしんどいです…!
景色は最高。
そしてついに「鳴門海峡大橋」の近くまで来ました。
ぶっちゃけ鳴門スカイラインよりも鳴門海峡大橋直前の道の方がしんどかった…。
坂の勾配がきつい!
鳴門海峡大橋
無事に今日の目的地の「鳴門海峡大橋」に到着!
去年から考えていたことが達成できて、感慨深かったです。
たぶん去年見ていた場所は、あそこらへん。
去年、反対側から見た写真がこちら
満足したので、あとはダラダラと予約していたホテルまで向かう。
途中でおばさま方に「わー自転車!すごいねー頑張ってー」と応援していただける。
ありがたや〜
途中に「一番札所の霊山寺」の看板があった。
明日からついにお遍路開始だ!
宿泊地に到着
無事に今日の宿に到着。
ビジネスホテル「ビーエム」さん。
自転車は外に停めようと思っていたのですが、停めるところが分からなかったので従業員の方に聞いてみたところ、なんと「自転車をロビーに入れておいてもいいよ」と言っていただける。
ありがたい…!
部屋は凄く清潔。
トイレもお風呂もある。シャワーが熱い。
十分すぎる!
いつも着ている部屋着を持ってきていたので、着替えてリラックス。
キャンプの時もそうですけど、自分がいつも着ている楽な服を持って行くと、どんな場所でも落ち着くことができるので、おすすめです。
外をぶらぶらしてみることに。
ホテルの前は大きな公園でした。
徳島ラーメンが食べたいなーと思っていたら、ちょうど近所に「徳島ラーメンのチェーン店」があったので入る。
こってりすぎない「こってりラーメン」で美味しかった。
おしまい
そんなこんなで1日目が終わりました!
お遍路は明日からですが、不安もあった「香川県から鳴門海峡大橋」までの道も無事に走りきれることができてよかったです。
距離的にはお遍路旅中でも1番か2番目ぐらいに長距離だったので、他の日は今日よりも短い距離なんだと思うと、随分気が楽に。
明日はお寺をかなり回らなきゃいけないから、ちょっとキツめの予定だし不安。そして雨も降る可能性があるっぽいのでそっちも不安…!予定通りに進めるといいなー
使ったお金
- 食費:1,945円
- 宿泊費:4,350円
- 交通費:2,490円(フェリー)
- 【合計】8,785円