【自転車お遍路】02日目 01番~11番

ついに、お遍路になれた。

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今日の予定ルート

  • 鳴門市のホテルから出発
  • 1番から11番を打つ
  • 宿泊地まで走る

起床

ハッと目が覚めて(ここはどこだろう…)と思ったらホテルだった。

4時に目が覚めた。

予定より早く起きちゃったけど、ぐっすり眠れた感があったので起きることに。

シャワーを浴びて、昨夜近くのスーパーで買っていたミルクフランスパンを食べる。

出発

「出発予定時間まで待つぐらいなら、現地に早く着いて待つほうが良いマン」なので、5時半でしたが出発することに。

こんな時間に出発したら、6時半ぐらいに着いちゃうんだけどな!

一番札所 霊山寺

ということで、あっという間に「一番霊山寺」に着いてしまった。

予想通りの6時半。

総合案内所の開店時間が分からなかったんですが、納経開始の7時と同じみたいでした。

なので、7時まで待機。

7時の開店と同時にお店に入って、お遍路グッズを購入!

  • 納経帳
  • 経本
  • 白衣(袖なし)
  • 納め札
  • ろうそく
  • 線香

これだけ購入!合計で「6,872円」でした。

自転車なのでヘルメットを被っているから菅笠は無理だし、金剛杖は固定するところがない…!ということで、このセットにしました。

数珠とライターと、これらを入れるスタッフバッグは自前で持ってきました。

ネットで見ていると「ここで売っている納経帳は御朱印済みだから残念」っていうコメントをちらほら見ていたので、どういう意味なんだろう…と気になっていたのですが、つまり「一番札所の御朱印が既に押されている」ということでした。

なぜか勘違いして「すべてのお寺の御朱印がもう押されている」のかと思っていた。さすがにそれは買いたくないなー…と思っていたので、杞憂に終わってよかった。

ちなみにお守りも買いました。かわいい。

「とあること」に必要だったので買いました。そちらは後々紹介します。お値段は500円。正直ちょっと高かった…!

そして、納め札には日付と住所氏名を書くようです。

案内所のベンチで何枚か書いてみる。ただ、個人情報なので住所氏名を省略する人も多いらしい。

そして裏面にはお願いごとを書くらしい。悩んだけど、このお願いごとが叶えば個人的に最強だと思う。

ということでベンチで白衣も着用。ついにお遍路としてお参りを開始する…!

いろいろと予習はしてきたけど不安だ…。

まずは、山門にて一礼。

水場で手と口を清め、次はロウソク。

上の端っこから、ロウソクを立てていくのがマナーらしい。

続いてお線香。こちらは真ん中から立てるみたい。

そして、さっき書いた納め札を箱に入れて一礼したあと、経本を手に持ちお経を唱える。

実は親戚が浄土真宗。

小さな頃から般若心経には親しみ深かったので、問題なく唱えることができました。でも下手だろうと何だろうと、真心を込めて唱えれば何も問題ないみたいです。

さあ、次は太子堂だーと思って移動すると…。

さっきお参りしたのが太子堂だったことに気づく…!本堂と順番逆にお参りしちゃったよ…!

まあ、真心があれば問題ないんだ…。

お参りも終わって総合案内所のベンチに戻り、納め札を書きまくっていたら、50ccのバイクに乗ったおっちゃんに声をかけられる。どうもお遍路同期さんみたい。金剛杖を無理矢理気味にバイクに積んでいたので「大変そうですねー…」と話をすると、「大変ちゃうわ!」と急にキレだす。

これは、なんでもすぐキレだしちゃう系の人かもな…と話を早々に切り上げて、出発する。

面倒くさいのはいやだ…

そんなこんなで無事に初めてのお参りが終わったので、次のお寺へ。

二番札所 極楽寺

一番と二番は近かった。すぐに到着。

山門がなんだか艶やか。

中に入ると広い…!

一番よりも広いんだなーと驚く。

大きな木もあり自然に囲まれたお寺という感じで、雰囲気がとてもよかったです。

太子堂は階段を登ったところにあった。

お参りも終わり、無事に御朱印もいただく。達筆だ…それにしてもひとりひとりにこうやって筆で書くのは、ほんと大変だろうなー…

じゃあ、次のお寺に向かうかーと自転車に戻って荷物を積んだりしていると、近くにいたおじちゃんに「自転車で周りよるんか!」と声をかけてもらえる。

そうなんですよーと答えながら「10番まではお寺がそれぞれ近いから楽に行ける」とか「23番はかなり遠いから自転車で行くのは大変だ」とかとか、そういう話をしていたら、おもむろにおじちゃんが自動販売機に向かい、

「ほら、これあげるわ」と、なんと缶コーヒーをいただく…!これは…!噂に聞いていたお接待ではないか…!!

めちゃくちゃ嬉しくて、感謝を伝えまくる。おじちゃんも自分のコーヒーを買っていたので、一緒に飲みながらいろいろとお話。

「じゃあ、ほんとにありがとうございました…!」と最後にもう一度お礼を伝えて、お別れ。

あまりにも初お接待が嬉しかったので、このままこの空き缶を家まで持って帰ろうかな…とも思ったんですが、さすがに嵩張るのでゴミ箱に捨てることに…でもやっぱり惜しくて、最後に写真を撮る。

ありがとう…おじちゃん…。

まさか、お遍路になったその日にお接待をいただけるなんてなー…

めちゃくちゃ嬉しかった。

三番札所 金泉寺

そして「三番 金泉寺」に到着。ここも近いですね。

山門をくぐる。

小さいながらも素敵なお寺でした。

納経完了。納経所の方が若そうな巫女さんで「ヘルメット背負われてるということは、自転車で周られるんですか?」「アクティブですねー」「旅の無事をお祈りしています」と優しく声をかけてくださる。

納経所の方もお寺によって人柄や雰囲気が違うんだなーと思いながら、自転車を停めていたところに戻ろうと歩いていると、1番で出会ったすぐキレそうなおっちゃんに再び声をかけれる。

どうも「お遍路グッズ売り場で売っていたお遍路地図が自転車で走るのにも良いから、ちょっと見てみろ」と言いたいみたい。確かに自転車で通りやすい道も載っていて分かりやすかったので、素直に感心すると、おっちゃんは気を良くしたみたいで、意外と気さくにあれこれ話をしてくれた。

そんなに悪い人でもないのかなーと思いつつ、それじゃあと別れる。最後までお遍路地図を次のお寺辺りで買ったほうが良いとゴリ押ししてくるので「そうしてみます!ありがとうございます!」と適当に答えて去る。

自分で作ったルートがあるから買わないけどね…!

次の四番へと向かう。

道は大体ずっとこんな感じです。のどけき道。

五番の横を通り過ぎ、山に向かう。

ちょっと坂を登らなきゃいけない模様。

四番札所 大日寺

無事に到着しました。

山門がそれぞれのお寺で雰囲気が違うからおもしろい。

こじんまりとしたお寺だった。

お寺がそれぞれ近いから、すぐにヘルメットを脱いだり外したり、グローブを付けたり外したりするのが面倒くさいので、ヘルメットはもうリュックに固定。グローブもリュックに入れる。

そして、お線香とかお参りグッズが入っているスタッフバッグにはカラビナを取り付けて、お参り中にリュックからぶら下げて、すぐに中の物が取れるようにしてみました。

どんどんお参りが効率化されていく…。

御朱印もゲット。ハンコをよく見るとわかるんですが「令和記念のハンコ」だ!

五番札所 地蔵寺

次の五番は、四番の坂道を降りてきた所にあるのですぐに到着。

どうやら50ccバイクのおっちゃんも到着しているみたい。

山門をくぐると、

すごく立派な木が目に入る。

ほんとにでっかい木だ…!

無事にお参りも終えて、

御朱印をゲット。

次のお寺までの道もずっとこんな感じ。交通量も少なくて走りやすい。

六番札所 安楽寺

ここは大きなお寺っぽい。

でかい!広い!

次々とお寺を巡っていくわけですが、それぞれのお寺に特徴があって同じようなお寺がない。

このお寺は鳩がたくさん住んでいるみたいで、ずっと屋根から鳩の鳴き声が聞こえる。

太子堂の中にも入っちゃうらしいので「扉は必ず閉めてください」と書いてあった。

今日は昼から「降水確率50%」なので、

そろそろ雨が降りだしそうで怖い。

七番札所 十楽寺

ずっと天気が怪しいんだよなー…

七番に到着。

「ろうそくを立て」「線香を立て」「納め札を入れ」「数珠と経本を出してお経を読む」という流れもだいぶ慣れてきた。

御朱印ゲット。

ここで、納経所から外に出ると雨がポツポツと降ってきていた…!ついにか…。

お昼ごはん

雨はそれほどでもないけど、ちょうどお腹も空いたことだし、と雨宿りがてらお寺の前にあった「うどん屋さん」に入る。

「たらいうどん」ってなんだろ…気になったので頼んでみることに。

すげえ…!ほんとに、たらいに入っているうどんが出てきました。ここ以外でも「たらいうどん」って書かれているお店がいくつかあったので、この地域の名物なのかな。

凄くアツアツで美味しかったです。意外と量もあってお腹がいっぱいになった。

うどん屋さんから外に出ると雨が止んでいた。やったぜ。

八番札所 熊谷寺

空も少し晴れてきている。

八番の熊谷寺なのですが、なんだか他のお寺とは雰囲気が随分違いました。

すごく神聖な雰囲気がする。

西宮市にある「恵比寿神社」の雰囲気に近いかも。

お寺の見た目も雰囲気があって素敵でした。

御朱印ゲット。

次のお寺へ向かう道。

見通しの良い道路で気持ちがいい。

お寺は田んぼの真ん中にあるみたい。

パノラマで見るとこんな感じ。田園風景が素敵すぎる!

九番札所 法輪寺

田んぼの真ん中にある法輪寺に到着。

こじんまり感があって、いいお寺でした。

御朱印ゲット。

次の十番なのですが、山の中にあるみたい。

民宿が立ち並ぶ小道を進んでいく。

ここから坂に…!今日一番しんどい坂だったかも…。

十番札所 切幡寺

これは気張らねば…!と思っていると、すぐに山門に到着。

キツい坂でしたが、距離はそんなに長くなかったみたい。

駐輪場に自転車を置く。

本堂どこかなーと見渡してみると…。

なんと…ネットで見たのを忘れていた…!

ここは333段の階段を登らなきゃいけないお寺でした…。

自転車で坂を走るのはなんとかなるけど、階段を足で歩くのはつらい…。

ゼーハーゼーハーいいながら階段を登ると、先の見えない階段がさらに現れる…マジか…。

坂にそれっぽい良さ気な名前を付けるんじゃない…!

なんとかかんとか、333段を登り切って本堂に辿り着きました…。

息が切れてしんどいなか、読経も済んで御朱印をいただく。

とてもご高齢なおばあちゃんにご納経いただきました。インターホンを押して3分ぐらい誰も出てこないから、どうしようかと思った…。

帰り道、「こんな階段を登ってきたんだ…!」と、びっくりするぐらい急な階段。

さて、次が十一番。

今日最後のお寺なのですが、

十番からは少し離れているので納経受付終了時間に間に合うのか不安。

いまは15時。納経終了は17時。

大きい川だなーと思ったら一級河川の「吉野川」だった。

雰囲気はなんとなく淀川に似ているかも…。

踏切があったら都会。踏切を久しぶりに見た気がする。

吉野川を超えてからは、結構栄えた場所になっていました。

十一番の藤井寺は、あの山の中にあるみたい。

今日最後!頑張って上るぞー

緑豊かな山。広がる田んぼ。自転車で走る小学生。

なんだかこういうのって理想の風景だなー

山に入ってからも、それほど坂もなく、

十一番札所 藤井寺

藤井寺に着いてしまった。

山の中にはあるけど、坂はそれほどでもなかったです。

山の中にあるお寺は、雰囲気があっていいですねー

今日最後の御朱印をゲット。

ここの近くに宿をとっていたんですが、予定よりも随分早いチェックインになりそうだったので一応確認の電話をしてみたところ、快くOKしていただけました。

ちなみに今は16時。予約時に伝えていた宿到着予定は18時…!

よかったよかったと宿までダラダラ走る。

途中、田んぼのど真ん中に綺麗な家が建っていた。なんだかマイクラ感。

ここは銀座だったか。

宿に到着

そんなこんなで、今日のお宿に到着!ビジネス旅館「三笠屋」さんです。

近くの別店舗の「三笠食堂」で受付しているとのことなので向かう。

部屋に案内してもらう。

ベッドは2つ。テレビは大きい。

お風呂とトイレは共同だけど綺麗。お湯もちゃんと出る。なんの問題もない…!

ご主人に「時間ができたら食堂の方に来てください」と言われる。なんだろうと思いつつ、シャワーを浴びたりゆったりしたあとに向かってみると、

お遍路さん用の地図を元に、徳島県内のお寺のルートや、見どころのあるお寺について詳しく教えていただく…!

「21番は西の高野山と呼ばれるぐらい素晴らしいお寺で、奥の院も素晴らしいからぜひ見たほうが良い」とか、「徳島県最後の23番のお寺もすごい」などなど興味深い話をいっぱいしてくださるので、ついつい話し込んでしまう。

特に、歩きお遍路のお話が色々聞けてよかった。「11番から12番の山道は昔ながらのお遍路の山道が残っていて相当キツい」こと。「毎年その山道までを歩くツアーがある」こと。「12番直前には梅の木がたくさんあって綺麗なこと」などなど。

僕は自転車お遍路だけれど、歩きお遍路じゃないと分からないことも多いんだろうなーと思いました。いつかもし機会があったら、ちょっとやってみたいなー

そして、お遍路用の地図をいただき、なんとさらにはお接待としてお茶とバナナまでいただいてしまう…!

ほんとに、この宿に泊まってよかったなーと思いました。これで一泊3,500円やで…!

晩ごはん

話し込んでしまって時刻は20時近く。

お腹が空いたので晩ごはんを食べに外へ。近所にあった中華料理店に飛び込む。

適当にラーメン定食を頼んだら量が多くて食べきれるか不安だったんですが、なんの問題もなく完食。

相当お腹が減っていたのかなー…

おしまい

そんなこんなで、ついにお遍路さんになることができました!

実際にお遍路をしてみて思ったのは、お遍路ほんとにほんとに楽しい…!というか四国、そして徳島県の自然や風景が本州とはぜんぜん違って、とにかく自転車で走っているだけで癒やされます。

さらには、やっぱり自転車お遍路っていうのが珍しいのか目立つみたいで、車お遍路をしている方や、歩きお遍路の方にも「自転車で走んの!すごいな〜」と声をかけていただけることが多くて嬉しいです。

そして、お遍路初日からお二人の方からお接待をいただくことができて、本当に嬉しかった。お接待文化が四国にはあることを知っていましたが、そんなお気持ちを頂ける機会なんて早々無いんだろうなーと思っていたので、とにかく嬉しかった。

こうやって優しい人の多い四国を走っていると「何にでも感謝の気持ちを持つこと」って、やっぱり大事なんだなーと改めて考えさせられました。僕は元からいろんなものに感謝しながら生きている方なのですが、四国はなんだかその感謝の相互効果というか、感謝の連鎖で人と人とが循環している、そんな感じがしました。

ほんとに素敵なところだ。明日からもお遍路として四国を旅するのが凄く楽しみです。

使ったお金

  • 納経料:3,000円
  • お遍路グッズ費:6,872円
  • 食費:1,994円
  • 宿泊費:3,500円
  • 【合計】15,366円

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