【自転車お遍路】10日目 37番

身体の電池が切れる。

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今日の予定ルート

起床

4時半に目が覚める。ぐっすり眠れた。

外はまだ真っ暗だろうなーと思っていたら、もう明るくなり始めていた。さすが5月。この時期を選んで良かった。

朝ごはんはスナックパン。昨日マルエツで買ったものだけど、さすがスーパーは安くて量が多い。食べきれなかった…自転車に乗っているときに、ちょくちょく食べよう。

撤収作業が終わる頃には朝日が見えていた。やっぱり朝食を食べたり、歯を磨いたり、なんだかんだしていると1時間はかかる。

今日は初っ端から緩やかな上り道で始まる。七子峠まで約6kmという看板が出ていた。

ずーっと緩やかな上りが続いているんだけど、もしかして、その七子峠に着いてから本格的な上り坂が始まるの…?

やだなー…と思いつつも、看板のカウントダウンは続く。平坦な道はない。ずーっと緩い上りだ。

明かりが少ないトンネルに入る。なんだかハムスターのケージの中のような臭いが漂っている…車も来ないし、トンネルの途中で自転車を停めて写真を撮っていると、入り口の方から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた…

ゾッとして急いでトンネルから出る。多分…十中八九、子猫の鳴き声か、動物の子供の鳴き声だとは思うけど…

でも、背筋が凍ったので、お経を唱えながら、緩やかな坂をひたすら上り続ける。お経を覚えてよかった。

まあ、ハムスターのケージ臭かったのも、たぶん動物の排泄物の臭いなんだろうなと思う。

…そう願う。

遠くに道路が見える。自分がどれだけ高く上ってきているのか、よく分かる。

七子峠まで、ついにあと1kmを切ってしまった…怖い…

大きな橋を超えると、こんな素敵な景色が広がっていた。

なんと、遠くに海が見える。素晴らしい…

さあ、ついに七子峠に着いてしまった…!

と思ったら、下り……?

完全に下りだし、街が見え始めるし…!

どうやら、さっきの景色が綺麗なところが七子峠という名前らしい。特にそこから急激な峠道が始まる…ということではなかったようだ。ホッとした。

腐海に飲まれたガソリンスタンド。

森林伐採がすごい。

今日も田んぼは綺麗。

高知県がそうなのか、それとも、のどけき町がそうなのか、朝の6時と昼の12時、夕方の17時に必ず音楽とかサイレンが街中に設置されたスピーカーから大音量で鳴り響く。

ずっと住んでいる人は慣れているんだろうけど、都会ならうるせえなー!って怒る人がいそう。

そしてなんだか、モスクみたいだなと思った。

今回お遍路で、いろんな道を走っているけれど、僕は海沿いの景色よりも、こういう田んぼや畑が広がり山々に囲まれた、のどけき町の景色の方がが好きなんだなと分かった。

海は…なんか怖い。綺麗ではあるんだけども。

小学校の前にいた交通誘導員?のおばさまが「おはようございます!頑張ってくださーい!」と大きな声で応援してくださった。ありがてえ…

高知に入ってから、やたらとこの「おの肛門科」の看板を見かける…田んぼの真ん中に、どでかい看板があったりするので、すごい目立つ。

なかなか良い宣伝効果が出ていそう。

三十七番札所 岩本寺

そんなこんなで、三十七番に到着。街の中にある小さなお寺だ。

立派な鯉のぼりが上がっていた。

小さいけれども素敵なお寺だった。

無事に御朱印もゲット。実は今日巡るお寺は、ここだけ。あとは四万十市に向けて走るだけだ。

スッポン買います。ツガニ買います。あんまり見ることのない看板。

ちょっと休憩して、補給食のミニパンを食べる。

その日巡るお寺を早めに終わらせておくと、

後は、ある意味、宿泊地までの長いサイクリングになるので、

気がとても楽になる。

この道は国道なんだけども、交通量が多くて走りにくかった。

ひたすら走る。

道の駅

道の駅に到着。

時刻は10時。道の駅にあるレストランは大体11時からっぽい。でも売店には、お弁当が売っているので、こうやって早めに着いてしまったときでも助かる。

せっかくなので、ハモとなんとかダイのフライも買った。地元で採れたものらしく美味しかった。合計450円。安い。

もうサイクリング気分なので、黒糖ソフトクリームも食べちゃう。

高知では、ちらほら電車を見かけるんだけど、大体1〜2車両で、かわいい。

なんだか、こんもりした島がある。

山の景色から、また海の景色に変わってきた。

岩が多いので、白波がよく立っている。

ここの道は、景色もいいし道も広くて走りやすかった。

海の向こうに、うっすらと山陰が見えるんだけど、あれが足摺岬なのかなー

あんまり進んでないんだけど、急に身体に疲れを感じ始める。疲れすぎて自転車に乗ってられないぐらい。ヘロヘロと道の駅に着き、リポビタンDを買ってベンチに座り込む。

ミニパンも食べているし、水もまだまだ十分にあるし、補給不足とか水分不足とかではない。ただただ、急にめっちゃ疲れたのだ…なんなんだろこれ…

風邪引いたりしたのかなーとか、さっき食べたものが悪かったのかなー…とか考えつつも、そんな感じでもない。

とりあえず走る。

四万十市まで、もうほんの少し。四万十市までの道は新しく作れられたのか、舗装されたのか、すごく綺麗で走りやすかった。

道の途中にベンチを見つける。もうだめだ。

自転車を停めて、ベンチに横になり、寝る…!

一瞬で眠りに落ちて、気がついたら1時間も寝ていた…!

もしかしたら睡眠不足だったのかな…毎日6〜7時間は眠れてるんだけどなー…

自転車に乗り、ふたたび四万十市へ向かう。疲れもなく普通に走れるようになっていた。

やっぱり睡眠不足だったっぽい。毎日これだけ走るには睡眠時間が足りなかったのかなー…

四万十市

ということで、四万十市に入る。

ここは栄えてそうな雰囲気がプンプンする。

すき家がある…!

酒のしまむらがある…!

酒のしまむらは知らないけども…

今日泊まる予定のホテルに着いた。ただ、時刻は13時半。チェックインは15時。まだまだ時間がある。

Googleマップで自転車屋さんを探して向かう。そろそろタイヤに空気を入れておきたい。

一番近くの自転車屋さんは昔ながらの自転車屋さんだった。店主さんもご高齢。空気ポンプを借りたけど、予想通りの米式…!仏式と米式の切り替えプラグを持ってきているので、入れることはできるんだけど、エアゲージが付いているポンプじゃないので、そちらの方が問題…!

うーん…と考えていると、店主さんに近くの商店街の中にも自転車屋があるから、そっちに行くと良いとご親切に教えていただける。ありがてえ…!

すぐ先に商店街があった。商店街というものを見るのも久しぶりだ…!

スポーツバイクも置いている自転車屋さんだった。店主さんも若い。これなら…!と思い入ると、やっぱり仏式でエアゲージの付いているポンプが合ったので貸していただいた。

積んでいる荷物が多いので7barまで入れる。これで、しばらく安心だ。

そのまま商店街を抜けて、大きな橋へ。

四万十川

ここが、あの有名な四万十川…!

名前だけは昔から知っていたけど、見るのは初めて。

やっぱりでけえ…!そして綺麗。

四万十川キャンプ場

そして、ここには四万十川キャンプ場がある。ほんとうは今日ここでキャンプをする予定だったのだけど、今晩遅くから雨が降るらしいので、泣く泣く宿をとった。

すごく良さそうなキャンプ場だった。宿泊してみたかったなー…でも雨でテントを濡らすのは嫌なのだ…面倒くさくて…

パノラマだとこんな感じ。

近くの公園で今日のご褒美を食べる。普段こういうエネルギー系のものを摂らないんだけれど、こういうものに頼りたくなるぐらい身体の疲れをなんとかしたくなっている。

まあ、そうはいっても、苦しんでいた左膝の痛みも違和感も、やっと消えてくれて、身体の筋肉痛も無くなったので、普通に走れるようにはなっている。

でも疲れるものは疲れるんだ…!

ホテルに到着。「ホテルココモ」さん。激安だったから期待していなかったけど、

なんと、ホテル内に自転車保管所はあるし、

部屋の中も清潔で綺麗!

というか、キャンプをしているからか、部屋が清潔でさえあれば、あとは何でもいいのかもしれない。トイレだけは共同じゃなくて部屋にあると嬉しいかなーぐらい

ここのホテルは最上階に大浴場がある。これまた期待していなかったけど、行ってみたら普通に広い…!そして綺麗だった。このホテル自体が新しいのかなー

ゆったりとお風呂に浸かって疲れも緩んだので、湯ざましの散歩も兼ねて、歩いてご飯を食べに行く。

ちょっと歩いて行くには、まあまあ遠い距離だったけども…

すき家に到着!今晩は牛丼。やっぱり大手チェーン店の味はホッとする。

ご当地のものを食べたいって気持ちもあるんだけど、僕は昔から何を食べても大抵のものは美味しいと感じてしまうのと、美味しいと分かっているものは安心して食べられるので、同じお腹を満たすなら安くて美味しいものでいいじゃん…!ってなってしまうのだ。

好きな音楽とか、好きな映画とか、好きなお笑いとか、新しいものは余り開拓せずに、自分の好きなものを何度も何度も繰り返し観たり聴いたりする性格なので、そういうのも関係するのかもしれない。

なにはともあれ、お腹は満たされた。明日も、いい日でありますように。

明日から4日間ぐらい雨らしいけども…!

おしまい

今日は、こんな感じでした!

まさか、睡眠不足で、あんな状態になるとは思ってもみませんでした。ほんとうに急激に疲れが出て、自転車を漕ぐのも、しんどくなる感じです。

補給を怠ってハンガーノックや、水分不足で熱中症になったこともありましたが、それとはまた違う、あんな風に身体の電池が切れたような症状が出たのは初めて…!

人間の身体って分かりやすくできているんだなーと思いました。あの時は、ほんとうにベンチで寝たくて寝たくて仕方なかった…

とりあえず、今日みたいに早く宿泊地に着けたときには、できるだけ睡眠時間を多めにしようと思いました。ちゃんと寝ているつもりなんですけど、なにぶん足が遅いので、できるだけ早く出発したくなるんですよねー…

だから、睡眠不足になるのかもなー

使ったお金

  • 納経料:300円
  • 食費:2,205円
  • 宿泊費:3,480円
  • 【合計】5,985円

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