【自転車お遍路】07日目 25番~27番

修行の日だった。

スポンサーリンク

今日の予定ルート

起床

4時半に目が覚める。前日ゆっくりできる時間が多かったおかげで、たっぷりと眠ることが出来た。

今日は、次のお寺までの距離も短いので、早く出発しても仕方がないしと、5時ぐらいまで布団でダラダラした。そこからは撤収作業。

今日は曇り。昼から雨が降るらしい。

出発

結局、出発まで待っている時間がいやなので、6時に出発。と、外に出たら、もう雨が降りだしている!昼からじゃなかったのか…!

急いで、リュックサックに付属の防水カバー。そして、レインウェアを着る。

この旅が始まって初めての雨だ。

室戸岬に別れを告げ、

雨の中のスタート。

最初のお寺は、この街にあるっぽい。

ルート表示させている、サブのスマホが防水対応でよかった…

コンビニがあったので、

朝ごはんを買う。お寺は、すぐ近く。

二十五番札所 津照寺

ということで、二十五番に到着。普通の住宅街の中にあるので、入り口がどこなのか凄く迷った…

僕のお遍路用品入れ。スタッフバッグには経典と数珠と納め札とかを入れ、黒い100均の袋には、ろうそくとお線香とライターを入れている。分けているとガサゴソ探さなくていいので便利。

こういう雨の日でも、お遍路用品を濡らさずに済むので、このスタッフバッグを買っておいて良かった…

本堂は、この立派な階段を上った先にあるみたい。

結構疲れる階段だった…ご本堂。中に入って納経させていただくタイプみたい。

納経を終えて外に出ると、雨が本降りになっていた…

御朱印をゲット。納経帳は絶対に雨に濡らしたくないので、ジップロックに入れてリュックサックの中に入れている。

ここにきて、くだらないことかもしれないけれど、少し悩む。白衣はレインウェアの中に着るべきか、外に着るべきか…白衣を濡らしちゃうのもなー…と思って中に着ていたけど、それじゃあお遍路っぽくないし、弘法大師様もレインウェアの下に白衣を着たりはしていなかっただろう…そしていろんな苦難を白衣に体験させてこそ価値がでるものではないかと、レインウェアの外に着てみることにした。

お寺を出てすぐに、犬の散歩をしているおばさまに「あらー頑張ってやー」と声をかけていただける。やっぱり白衣は外に着て正解だったかもしれない。

自分が何者なのかっていうアピールにもなるもんね。

それでは、次のお寺に行く。

次のお寺は山の中にあるみたいなので、不安。

雨は止む気配がない。ずっと降り続いている。

雨の中を自転車でこれだけ走るのは初めてだけど、防水用品をしっかり整えていると、案外それほど気にしなくても普通に走れるもんなんだなーと思った。

ただ、しんどい…レインウェアの中も蒸れて気持ちが悪い…!モンベルのレインダンサーみたいなゴアテックス素材のレインウェアなら蒸れずに走れるのかな…でも坂道とかドライTシャツだけでも汗だくになるしな…とあれこれ考えながら走っていたら駐車場に着いていた。

それほど、キツくない坂でよかった。

駐車場から、この階段を登ると、

二十六番札所 金剛頂寺

二十六番に到着。

立派な、お寺だった。

御朱印をゲット。

ここから、お寺の西側にある山道を走るんだけれども、走り始めが上り坂だったので、もしやこれしばらく上り続けなくてはならないのでは…?と不安になる。それなら、来た道を引き返して55号線を走ったほうが遠回りだけど良さそうだなー…と悩んでいると、

軽トラに乗ったおばあちゃんが立ち止まってくれる。どこに行くのかと聞いてきてくれた。「この先に抜けたいんですけど、ここはずっと坂道ですか…?」と尋ねると、「ここの先はずっと下り。ただ、カーブが多いから気をつけて」と教えていただけた。お礼を言って先に進むことにする。

農免農道っていうらしい、さっきのおばあちゃんもそうだったけど、軽トラで走っていく人が多いから、農作業に使う道路のなのかな。

道は、ほどよい広さ。

途中、山と山の間に大きな橋がかかっていて、眺めが良かった。

無事に下まで降りてくることが出来た。

相変わらず雨は本降り。

これだけの雨でも海は普通。

雨の中を走ると、なんだか無心になってくる。

とにかく、汗と水のせいでTシャツがへばりついて気持ちが悪いし、視界も悪い。車も怖い。ただただ無の心でペダルを漕ぎ、前に進むしか無い。

振り返って海を眺めてみる。あれが室戸岬なのかな。今日はあそこから走ってきたんだと思うと、随分走ってきたなと思う。

街に着いた。

この街を少し走れば、

道の駅

道の駅に到着。今日予定しているルートのちょうど半分ぐらいの位置っぽい。次のお寺は、この道の駅の近く。ここでご飯を食べていくことにした。時刻は11時。ちょうどいい。

ラーメンとライスにした。ラーメンライス…!僕は、あんまり馴染みのない組み合わせで少し抵抗があったけれど、特に問題なく食べられた。美味しかった。

お腹も満たしたし、お寺に向かおう。

無情に降り続く雨。ほんとに今日は、修行だ…修行の日だ。

雨の日に走り続けるのが、こんなにしんどいとは…

27番のお寺に行くには、東と西の2つのルートがあるようで、西のルートのほうが勾配が緩いみたいなので、西のルートから上る。

道も綺麗だし、確かに勾配もそれほどでもない。

東のルートとの合流地点に到着。

ここからお寺までの道は、相当勾配がキツいらしいので、ここに自転車を置かせてもらい、徒歩で向かう。

歩き始めからして、確かにキツい…

これを荷物を積んだ自転車で走るのはキツすぎるな…と実感する。

結構遠いやないか…!

歩きお遍路道があったので、そっちを通ってみることにする。

えええ……

マムシに怯えながら遍路道を歩いて行く。

一瞬で太ももがパンパンになるぐらいキツい…もうだいぶ進んだかなとスマホの地図で確認してみると、序盤も序盤だった…マジかよ…!

こういう道を、歩き遍路さんたちは歩いたりしてるんだよなーと思うと、ほんと尊敬しかない。

車道に出てくれた…もう僕は遍路道を歩かないぞ…と心に誓う。太ももがやばい。

それにしても、ほんとに道の勾配がキツい。自転車を置いてきて、本当に良かったと思う。この道を自転車で上ったお遍路さんもいるのかな…

余りにもお寺まで遠すぎるので、喉が渇いてきた…自転車の水ボトルを持ってくればよかった…

こんな看板があるぐらいです。

なんとか駐車場に到着。頼むから自動販売機よあってくれ……と願う。

自動販売機あったー!!!助かった…コーラを買って飲む。

神はいたのだ。神は自動販売機を創り給うた。

ここで、僕の格好を見て「わー自転車で来たんか?すごいな!」と声をかけて頂ける。「はい、自転車で来ましたー」と答えると「ここまで自転車で登ってくるのは凄いわ!」「ねー」「ねー」みたいな感じになってしまって、申し訳なかった…すみません自転車では来たけど、途中の坂に置いて歩いてきているんです…

二十七番札所 神峯寺

駐車場から、さらに歩くと、やっと山門が見えた。

すごく素敵なお寺。

水場も雰囲気がありまくる。

本堂と太子堂に行くには、この階段を登らなくちゃいけない。これも修行だな…

立派な本堂だった。

納経を終えて、階段からの眺め。そりゃこんな高いんだから、しんどいはずだよ…

そして、今日最後の御朱印をゲット。

下りは楽だーと思っていたけど、足に負担がかかりまくっているのが分かる。下りのほうが怖いので、ゆっくり歩いて行く。

自転車を置いていたところにたどり着く。自転車は無事だった。よかった。

サブのスマホが防水なのは良いんだけど、雨粒が落ちると、たまにGoogleアシスタントが起動したり、ホームに戻ったりして、めんどうくさい…!

雨粒動作防止機能がほしい。

あとは宿泊地まで走るだけ。

しまむらがある街は都会。ほんとの田舎には、しまむらのニセモノしかない。

高知市に近づくにつれて、お店が多くなってきた気がする。

大きな建物を見て、ふおおおお都会だ…!となんだかテンションが上がる。

徳島の市内以降、大きな建物って見てなかったもんなー…

サイクリングロードがあったので、走ってみる。

おお、これはいい。

眺めも綺麗。

向こうに見えるのが、走る予定にしていた55号線。サイクリングロードは、ずっとこの55号線と並走する感じみたいなので、なんの不都合もない。

雰囲気もいいので、ずっとサイクリングロードを走ることにする。

途中、トマトの無人販売所があった。旅が始まってから、まともに野菜を食べてないし、トマトがこれだけあって150円は安い…!ということで1袋買いました。

もう少しで宿泊予定のキャンプ場なので、すぐ近くのローソンで買い出しをしていくことに。

買い出しも終わり、ローソンの外に出るとバイクに乗ったお兄さんに声をかけられる。「四国一周ですか?」「はい、そうですー」と答えると、「これどうぞ」と、なんとアクエリアスをくださった…!感謝を伝えて、少しお話をしたところ、なんと自転車で三年かけて日本一周をした方だった…!凄い人だ…!

僕の自転車に付けていたオルトリーブのパニアバッグを見て、なんだか懐かしくなって声をかけてくださったとのこと。ありがてえ…気になったので、ひとつ質問をしてみた。「日本を一周して、どこが一番よかったですか?」と。ちょっと抽象過ぎたかもしれないけど、走りやすさで言えば北海道。人で言えば鹿児島と答えてくださった。

あれこれ話しているうちに、今日泊まるところが、すぐそこのキャンプ場だと伝えると、「よかったら、うちに泊まっていく?」とまで言ってくださった…!嬉しかったけど、キャンプ場の予約をしていたので、とんでもないです…!とお断りさせていただいて、そのまま別れた。

恵比須浜で出会ったおっちゃんに習い、「それじゃあ、また!」と伝えて、別れた。

今日泊まるキャンプ場は少し山の上にある。

長距離を走った後だったから、バテ気味でしんどかったけど、勾配も距離もそれほどでもないので、楽に着くことが出来た。

高知県立月山こどもの森キャンプ場

予約していた無料キャンプ場に到着!

サイトの大きさは、このぐらい。

無事に設営完了。

設営中に蚊が寄ってきて、うわー…って思ったけど、これをシュッとするだけで、一瞬でどっかに消えていった。ほんとにこれは素晴らしい。

今日の晩ごはん。もうね。キャンプ場にきても、火を起こすのも面倒くさいんだ僕は…

テントの中で、ご飯を食べていると「こんばんはー」と声をかけれる。なんだろうと思いテントから顔を出すと、近隣に住んでらっしゃる方だった。「さっき自転車でここに来るのを見かけたから、よかったらどうぞ」とリンゴとバナナをくださった…!ありがたすぎる…!何度も感謝を伝える。

果物とか長い間食べてなかったから、ありがてえ…アクエリアスも頂いたし、豪華な夕飯になった。果物は明日の朝食べるけれども…!

無人販売所で買ったトマトも食べてみた。めちゃくちゃ甘くて、ほとんど酸味を感じない。フルーツ感覚で食べられて、ほんとうに美味しいから、一気にぜんぶ食べてしまった…

おしまい

こんな感じで、今日も予定通り無事に終えることが出来ました。

もう、朝からずーっと雨に降られっぱなしで、とにかくしんどい一日でした。二十七番の坂も、ほんとうにしんどかった…そんなまさに修行だなと思える一日でしたが、いい経験も出来たなーと思います。雨の日にどうすれば荷物が濡れずに済むのかの工夫とか、雨の中を走る心構えとか、経験しないと分からないことが学べたので、よかったです。まさに修行!

そんな一日でしたが、最後にはアクエリアスや果物など、いただいたりしちゃったりして、つらい一日を乗り越えれば、嬉しいこともある、そんなご褒美もあったので、すごく嬉しい日でもありました。

明日も良い日だといいな。

使ったお金

  • 納経料:900円
  • 食費:2,507円
  • 【合計】3,407円

前の日

次の日

コメント

タイトルとURLをコピーしました