前から行きたいなーと思っていた「淡路島一周」に行ってきました!
「自分の自転車の速さじゃ一日で一周はきつすぎる …!」と思ったので、ちょうど中間地点あたりにある「吹上浜キャンプ場」でキャンプをする1泊2日で行くことにしました。
ただ キャンプ道具を持っていくと15kg!これを積んだ自転車で110kmほど走らなきゃいけないんですよねー…果たして辿り着けるのか不安しかない!
今日の予定ルート
実走したルート
出発
当日は4時起きの予定だったのですが、なんと2時半に目が覚めてしまう。
どうしても二度寝できそうになかったので、そのまま起きて朝ごはんを食べたり、自転車に荷物を積んだりと準備開始。
無事に積めました。
ついに出発!
4時過ぎなのでまだ真っ暗。
でも夜中に自転車で走るのもいいですねー
道も空いてるし走りやすい。
三ノ宮あたりに来たのですが、この時間帯でもここらへんは車が多くて怖かったです。
道が空いてるからかみんな飛ばす飛ばす…「ライト」も「リアライト」も点けていますが、ちゃんと認識してもらえてるのか不安で怖かったです。
神戸の繁華街を抜けそうなところで、やっと空が青くなってきた。
明け方の「須磨水族館」
ここから「垂水方面」に向かうのですが、ここからの景色がすごく綺麗なんですよねー
明け方に通るのは初めてです。
めちゃんこ綺麗。
もう少しで朝日も見えそう。
「明石海峡大橋」まで来ました。
「淡路島」が見える!
以前ここに来たときは「来年は淡路島に行けるといいなー」なんて思ってたんですが、まさか今年中に淡路島に行くことになるとは思いもしませんでした。
「淡路島」は見えますが、フェリーの乗り場はまだ先。
このまま「明石」を目指します。
「淡路島…今日あそこに行くんだなー…」と何度も眺めてしまう。
ここで朝日がようやく見えました。
やっぱり陽の光に照らされるとホッとしますね。
朝が来るって素晴らしい。
そんなことを思いながら「明石」に到着。
ここまで来たら「フェリー乗り場」はもうすぐです。
淡路ジェノバライン
「淡路ジェノバライン」に到着。
「券売機」で乗車券を買います。
大人500円、自転車220円の「合計720円」で淡路島に行けるみたい。
サイクリングマップが壁に大きく描かれていました。
ほんとに自転車のメッカになってるんだなーどこの乗り場に行けばいいんだろ…と、ウロウロしつつ学生さんたちの後ろに並んでいると「自転車はこちらにどうぞー」と先に案内される。
自転車は僕だけでした。
なんかひとりだけ先頭で恥ずかしいな…と思いつつ待っていると
船が来ました。
あれかな?
あれだ!
船の後方から自転車を乗せて、紐で固定してもらう。
一番乗り。
通学の時間帯だったからか学生さんがたくさん乗ってきました。
フェリーが思ったより速い!
乗船前には「ちょっと船外に出てみようかなー」と思ってたけど、この速さだと寒いし怖いしで出なくてよかった…。
「淡路島」が近くなってきました。
「明石海峡大橋」の下を通る。
淡路島
そして「岩屋港」に到着。
港のすぐ近くにある大きな岩。
それにしても淡路島めっちゃ寒い…!
ウィンドブレーカーを着てましたが、それでも体の芯から冷える寒さでした。
少し休憩して、出発!
重いキャンプ道具を積んで明石まで「自走35km」してきたので、正直これだけで結構疲れちゃってました…。
ここからが本番だ…。
道も綺麗で、路肩も広いからすごく走りやすい。
景色もすごくいい。
本州が見えますね。
空が広い。
道路沿いに「大きなヤシの木」が立ってるんですが、これがほんとにでかい…。
山の方を見ると高ーい「高速道路」が見える。
走っていて気持ちがいいです。
と思っていたのですが、街なかに入るとこんな感じで途端に路肩が狭くなり、交通量も増えて走りにくくなってきました…!
最初だけかー…と思いつつ走っていると
あれは…!
でかい…!!
例の観音像です。
なんだか老朽化が進んでいるのが問題になっていて、いつ取り壊されるかもわかんないらしいので、一度見ておきたかったんですよねー
よく見たら確かに穴が空いてる…。
観音像の先からは、また少し走りやすくなりました。
海が綺麗。
空と海が広いから圧倒されます。
「島ならではの独特の風景」というか、海と山がすごく近いこの風景があんまり見たことのない景色で、すごく良いです。
なにを見ても綺麗なので、ついつい立ち止まって写真を撮りまくってしまう。
こんなに綺麗なんだもの。
こういう「地元ならではのお店」も見てて楽しいです。
このまま海沿いをずっと走るのかなーと思っていたら
山に向かい始めた。
トンネルを通ります。
そして街に出た。
淡路島って思ったんですが
海あり、山あり、街ありで走っていてぜんぜん飽きないんですよねー
「淡路ワールドパークONOKORO」
名前だけは聞いたことがありました。
あそこにあったのかー
海が広いから水平線が綺麗に見える。
ほんとすばらしい…!
洲本市
そして「洲本市」に到着。
事前に調べたところちょっとした街みたいなので、洲本市でお昼ご飯を食べようと思っていたのですが
時刻は9時45分ぐらい。
思ったよりペースが速くて、時間に余裕がありまくる!
よくわからないオブジェ。
街に着くのは10時を過ぎそうだから、お店の営業時間にはなってそうだけども
「洲本温泉」に到着。
この看板の下で少し休憩しました。「どうしようかなーお店寄っとこうかなー…ここから先に行っちゃうと、ほとんどお店がなくなっちゃうみたいだし…」と考えつつ、持ってきていたお餅を食べる。
もうこのまま通り過ぎちゃおうかなー…あんまりお腹減ってないし。
そう決めて「洲本市」を後にする。
大きなスーパーやお店もある栄えた街だったんですが、島だからなのかそれほど人が多くないのが何となく不思議な感じがしました。
本州だったらこういうところ人だらけだもんなー…
「洲本市」を過ぎると、道の雰囲気が変わってきました。
自然が多くなり
車は少なくなりました。
走りやすい!
街並みも落ち着いて、好みです。
急に「橋っぽい上り坂」が始まる。
左手には島が見えました。
人は住んでるんでしょうけど、無人島っぽくてワクワクする。
ほんと景色に飽きが来ないなーと思いつつ
気持ちよく坂を下る。
漁港にトンビが飛びまくってました。
餌をあげてるのかなー…トンビがこんなに飛び回ってるの初めて見た。
淡路島の「東側の海岸線」が終わったようで、これから「南側の海岸線」に入ります。
道が一気に山道になる。
山に船が…。
道路は一車線の細い道路に。
山道を走っていくみたい。
噂の「ナゾのパラダイス」!
ついにここに来てしまった。
ここから坂道。
「平均斜度8%」らしいけど六甲山を上っているしこれぐらいなら大丈夫…のはず。
そう思っていたんですが、キャンプ道具を積んでいるとほんとに重くてしんどい…!
わかっていたことだけど、重い荷物を積みながらの上り坂はこんなにしんどいんだなー…
山から海が見える。
「ナゾのパラダイス」の看板が、そこかしこにありました。
ここにも。
しばらく頑張って上っていると
めっちゃくちゃ綺麗な景色のところに出ました…!
「なんじゃこれは…」と思わず声に出してしまった。
写真じゃうまく伝わらないですけど「ここの景色を見られただけで淡路島に来てよかった…」と思えるほど素晴らしい景色でした。
ナゾのパラダイス
そして「ナゾのパラダイス」に到着。
坂はしんどかったですが、キャンプ道具を積んでいても上れないことはない坂でした。ここからは下り坂みたいです。
坂を下ると、淡路島の南海岸線。
ひたすらこんな景色が続きます。
「モンキーパーク」
道路の横に猿がいた!
こんなところまで出てくるんだなー
淡路島の南の海も広い。
走っていると、大きなクレーンで船?を釣り上げてました。
たくさんの人が見物していたので、なにかすごいことをやっていたのかも。
サイクリスト用の看板。
岩屋から60km。
時間はちょうど12時ぐらい。
さすがにお腹が空いてきたので、どこかでお昼ご飯が食べたいな…と思っていると、ちょうど昼食もやっているところがあったので、ここにしようと向かってみると
本日休業!
まあそんなこともある…。
せっかく坂を少し上ったのになーと思いつつも、眺めがいいからいいや。
道もなんだか楽しい。
淡路島の南側まで行けば、あとはすぐキャンプ場に着けるとなぜかそう思っていたんですが
南側もかなり走らなきゃキャンプ場には辿り着かないっぽい。
南側はひたすらこんな景色が続くので、あんまり進んでいる気がしない。
綺麗だからぜんぜんいいんだけど…!
急に坂道が始まりだす。
ここの坂道がめっちゃ辛かった…。
キャンプ道具を積んでいたから余計にしんどかったんでしょうけど、六甲山の「逆瀬川ルート」ぐらいの傾斜があったんじゃないかなー…この坂を上る前に一度休憩しとけばよかったと、めっちゃ後悔しました。
上りきったら景色が綺麗。
ご褒美だ。
下り坂は楽しい。
ここを過ぎると、また少し海から離れて
街が見えてきました。
ここが今日のゴールであるキャンプ場に近い街です。
事前に調べていた「キャンプ場に一番近いスーパー」に寄る。
食材ってやっぱり嵩張るし重い…。
キャンプ場の近くにスーパーがあってほんとよかった。
それじゃあ、ゴールのキャンプ場を目指します。
「吹上浜キャンプ場」の看板が出てる。
のどけき道を進んでいくと
吹上浜キャンプ場
ゴールの「吹上浜キャンプ場」に到着!
着いたのは14時頃でした。予想していたよりもかなり早く着くことができて良かった…。
おしまい
こんな感じで、淡路島1日目を走りきりました!
「15kgのキャンプ道具を積んで100km以上を走る」とか出来るかどうか凄く不安だったのですが、なんとか無事にたどり着くことができました。ほんとに良かった…。
キャンプ道具を積んで坂を上るコツが掴めたというか、上れないことはないんだなーということが分かってよかったです。できること、できないことを知るっていうのは、やっぱり大事ですね!
長くなったので、吹上浜キャンプ場での一泊は別の記事にしようと思います。
そして、続きの淡路島サイクリング2日目はこちら!