寒さでぎりぎりキャンプできるかできないかの瀬戸際の11月末「奥山キャンプ場」に自転車で行ってきました!
「奥山キャンプ場」までの道中は、別の記事で!
奥山キャンプ場について
- 無料
- 予約必要
- 焚き火OK/直火不可
- 水場なし
- トイレあり
- ゴミ持ち帰り
- 電波あり(SoftBank回線)
※ 掲載時のものです。現在は変わっている可能性もあります。
予約
「奥山キャンプ場」を利用するには事前予約がいります。
まず、電話を掛けて空いてるか利用できるかを確認した後、「FAXか郵送で申請書」を送る感じです。電話をかけて空き状況を確認したところ、問題なし!
- 氏名
- 電話番号
- 何人での利用か
- 「何日の何時から何日の何時まで」の利用か
以上を聞かれました。そのあと申請書をプリンターで印刷して、コンビニからFAXで送りました。
入り口
「奥山キャンプ場」の周りは、とにかく山が綺麗!
紅葉がすごく綺麗でした。
入り口は閉まっています。
「イノシシ避けに電気を通してる」とネットで見たのですが、いまの時期は通してないっぽい?
こんな感じの「かんぬき」を外して、ゲートを開けて入りました。
入場完了。
ほわーきれい!
道の横に「イノシシ用っぽい罠」がありました。
進んでいくとキャンプ場が見えてきた。
左手には「ため池」が見えます。
この時期は水がかなり少なくなっているっぽい?
奥山キャンプ場内
キャンプ場に到着!
なんと僕ひとりでした。誰もいない!
「東屋」を挟んでテントサイトが分かれてるみたい。
手前のサイトは自動車やバイクでも乗り付けられるみたいです。
思っていたよりも結構大きな「東屋」でした。
これぐらいの大きさ。
これなら雨が降ってきたとき、この下に複数人がテントを張っても大丈夫そうです。
とにかく紅葉が綺麗。
設営場所決め
東屋の先にあるサイトに、テントを張ろうと思います。
どこでも張り放題!
もっと奥にも進めそうでしたが道も細いし荒れてるし、あまりトイレから離れすぎると面倒そうなので奥には行きませんでした。
なんとなーく要所要所がテントを張りやすいように、平らに整地されてます。
いろいろ悩んで、ここに決めました。
設営完了!
ペグが入らないほどではないですが土はちょっと固めでした。昨日が雨だった影響もあるのかなー
自転車に積んでた荷物を片付けて整理。
テントから離れるときは簡易的な鍵をかけてます。
ナイフとか使われたら意味無いですけど、ちょっと覗いてやろうかなって好奇心つぶしと、子供とか動物のいたずら防止には役立つはず!
探検
設営も終わったし、キャンプ場内を探検してみようと思います。
東屋にあった「かまど」
真ん中は灰捨て用になってるのかな?
そして気になるトイレ。
無料キャンプ場なので、どんな感じなのかドキドキしますが…。
こんな感じでした。
小便器があるのはありがたい…電気はついてないので、虫もあまり寄ってこないような感じでした。
気になる大便器の方も開けてみましたが…写真では残せないような感じでした。「ザ・簡易トイレ」といった感じです。トイレットペーパーはもちろん無し!ボットン便所だからか、この季節でも若干羽虫が飛んでいました。
あまり使いたくないなー…って感想ですが、緊急のときにはめっちゃ助かりそうです。
それじゃあ薪を拾い集めつつ、さっき気になっていた「奥の小道」を進んでみようと思います。
まあまあ奥まで進めましたが、草が生え放題なので途中で断念。
ここの左から「ため池」に入っていけそうな感じでしたが「ため池で遊んじゃダメ!」の看板がそこかしこにあるので、多分入っちゃダメなんだと思います。
夕方
薪を拾いつつ探検してましたが、もう日が傾いてきました。
時刻は4時ぐらい。山の夕方は早いですねー
ほんとに紅葉が綺麗な場所だ…。
ぶらぶらするだけで薪は結構拾えました。
松の木が何本かあるので、火口も集まりやすかったです。
すぐ日も落ちるだろうから、もう焚き火をする。
持ってきている焚き火台は「SOTOのヘキサ」です。
前日が雨だったので、枝が湿って火をつけるのが大変そうだなーと思っていたんですが、そこまで苦戦することもなく火がついてくれた。
小さな焚き火台のヘキサですが、ちょっと太めの枝を入れれば、まあまあ燃えてくれますね!
ではでは、今日はこの火とヘキサを使って炊飯してみようと思います。
先日、固形燃料とヘキサを使って炊飯は成功したのですが、焚き火で上手くできるか挑戦!
炊飯
まずは「米1合」と「水」
水は「下のリベットの上ぐらい」まで入れる。ちょっとだけ入れすぎたかも。
今回はこのまま45分、水を吸い込ませます。
待っている間に火で遊ぶ。
そんなことをしていたら、もう日が落ちちゃいました。
日が落ちて暗くなると、だんだん雰囲気が出てきますね。
今日の晩ごはんは「ホルモン鍋」
ローソンで売ってる定番のやつです。
すっかり真っ暗に。
そろそろ45分経つ。
それじゃあ、お米を火にかけます!
重しは「太めの薪」にした。
ヘキサの形状的に横からしか枝を入れられないのが難儀しそうだなーと思ったんですが、横穴がまあまあ大きいので、なんとかなりました。
でも小さめの枝しか入れられないから、すぐ燃え尽きる…。
枝を機関車のごとく入れ続ける。
ぐつぐつしてきました…!
ちゃんと炊けてるようでホッとした。
ぐつぐつが収まって、しばらく燃やした後
タオルにくるんで「ハンドルバーバッグ」の中に収納。
15分ほど蒸らします。
その間に「ホルモン鍋」の準備を始める。
もうすっかり真っ暗。
晩ご飯
15分経ちました!
さあ…うまくいってるのか…ドキドキ
オープン!
これは……
めっちゃうまくいってる!
大成功でした。
「ホルモン鍋」もいい感じにできてきていたので
いただきます。
おいしかった…めちゃくちゃ満足しました。
食後のコーヒーを温めながら
またヘキサに火をつけて
マシュマロを焼きます。
ヘキサの上に網を乗せなけりゃ、まあまあ太めの薪も入れられるので大きめの火も作れますね。
そうはいっても限界があるので、すぐ炭になっちゃいますけども…。
テント
マシュマロを食べまくって満足したので、もうテントに入っちゃいます。
ブログを書いたりしつつ、21時ぐらいに就寝。
そして夜中の2時に起きました。
コーヒーを飲むからどうしてもトイレが近くなる。空には月が出ていました。
11月末の山の中、相当寒いです。
早く寝袋に戻りたい…。今回、自分の持っている装備でどれぐらいの寒さに耐えられるのかなーと思って来たんですが、僕の寝袋でも十分に耐えられました。僕が使っている寝袋は「モンベルのダウンハガー800#3」です。
寝袋から顔を出すと「顔が痛いくらいに感じる寒さ」ですが、寝袋に潜り込んで入り口も塞いじゃえば、めちゃんこ暖かったです。
でもさすがに12月以降のキャンプはキツそうだから、11月まででやっぱり限界かなーと思いました。これ以上の寒さで、寝袋の中にも寒さが伝わってきたら耐えられそうにない…!
朝
二度寝したらテントの外が明るかった。
夜が明けました。
朝の明るさっていいですねーなんだかホッとしました。
なんだかんだ山奥の誰もいないところにひとりって、かなり心細かったです。
野生動物が怖すぎる…。
今日の朝ごはんの面々。
ウインナーは焚き火で焼こうと思っていたんですが、朝露で薪が全滅してたので断念。
ボイルにしました。
「テントのフライ」と「自転車カバー」は干しておく。
陽の光がぜんぜん来ないから乾かないだろうけども…。
1時間ぐらいで撤収完了。
やっぱり撤収はめんどうくさい。
出発
それにしても、ほんとにいいキャンプ場でした。
名残惜しいけど、次のキャンプ場に向けて出発する。
キャンプ場のゲートをくぐったところで、やっと太陽が見えました。
そんな朝9時。
おしまい
こんな感じで「奥山キャンプ場」に行ってきました!
初めての無料キャンプ場でしたが「ほんとに無料なの…?!」っていうぐらい良いキャンプ場でした。誰もいなかったのも大きかった。
ただやっぱり水場が無いのが思っていたよりも不便でした。食器類も洗えないからキッチンペーパーで拭いたり、水が使えない分いろいろ工夫したり、いい経験ができました。
今回は2泊3日の予定。2泊目は別のキャンプ場に行きます!