今日は「長浜市」から「浜大津」まで走りきって琵琶湖一周!
前日
今日の予定ルート
- 琵琶湖の北端に行く
- 琵琶湖の西側をひたすら南下する
※ ルートですが、琵琶湖の北側は道路にある「青い自転車レーン」通りに進むのが良さそうでした。青いレーンのない道路は、交通量が多かったり走りにくい道が多かったです。
実走したルート
出発
今日は距離を走らなきゃいけないので、昨日よりも早めに出発することにしました。
5時半ぐらいに出発。
10月だから、この時間でもまだ太陽は上っていません。
まだ暗い。
長浜城。
昨日最後に走っていた「琵琶湖沿いのルート」に戻ってきました。ここからスタート!
まだ太陽は見えませんが、綺麗な朝の琵琶湖。
早朝の雰囲気がいい!
琵琶湖につながる川が綺麗。
長浜市からは、またしばらく既視感のある道路が続く。
でも琵琶湖の北側が近づくにつれて、だんだんいい感じの道路に。
北側に集落と山が見えてくる。
あそこを通るのかー 好みな景色が広がってそうでワクワクする。
いい景色。
「トンネル内通行危険 自転車歩行者は右側歩道へ」という看板。
どうやらトンネルがあるみたいです。
看板通りに右側へ。
綺麗なトンネルで、幅は狭いですがガードレールがあるから走りやすかったです。
トンネルを抜けると、のどけき風景!
小川がめちゃくちゃ綺麗だ。
こういう道を走りたかった…!
「敦賀まで28km」の看板。
敦賀ってすごーく遠いイメージがあったんですが、射程圏内の距離まで近づいてたんですねー
そんな遠くまで来たんだなーと、なんだか嬉しくなる。
琵琶湖の東側を走っているときは、似たような道の連続に飽きてしまって、最後までこんな感じだったら辛いなーと思っていたんですが、琵琶湖の北側の道はほんとうに好み!
ついつい立ち止まって写真を撮ってしまう。
そんな感じで走っていたら、自分の予定ルート通りではあるんですが、道路に「青い自転車レーン」がないトンネルに来てしまう。
あれ?と思いつつ、まあ自分が予定していたルートだからいいやーとトンネルの中に入ったんですが…
このトンネル狭い!
しかも交通量が多い上に、トンネルの途中から下り坂になっているので、大型車がすごいスピードで横を抜けていくから風圧がやばかったです。
自転車がブレそうになるので、緊張で疲れちゃいました。
トンネルを抜けて、しばらく走っていると青いレーンが復活。
あれ?じゃああのトンネルで道は合ってたのかな…?と振り返ってみると、
どうも山の中を走るルートがあったみたいですね。
そっちが正規ルートだったみたい。
道沿いを走っていると、ふたたびトンネルが。
また怖そうなトンネルだし、予定ルートを無視して「青いレーン」の通りに走ることにする。
青いレーンは、トンネルを入らずに左折していました。
この道が大正解でした。
琵琶湖が近い!
そして景色がすばらしい!
しかも車がまったく通らないので、すごく走りやすかったです。
いい道だった。
しばらくしたら、トンネルを抜けたルートと合流。
琵琶湖の北端
地図を眺めつつ、「ここらへんが一番北端かな?」というところにちょうど公園があったので、立ち寄る。
ここが琵琶湖の北の端っこかーー
眺めがとてもよかった。
北端をあとにして、先を急ぐ。
遠くに坂が見えてきた。
坂の手前に「奥琵琶湖パークウェイ 一方通行規制中 自転車も通行不可」という看板が出ていました。
そういえば、地図を見ながらルートを作るときに、この奥琵琶湖のあたりで「琵琶湖沿いを走るルート」か「そのまままっすぐ進むルート」にするか悩んで、まっすぐ進むルートにしたんでした。
どうも「琵琶湖沿いを走るルート」は通れなくなっていたみたいですねー
坂を上りきる。
ここが琵琶湖一周で唯一の上り坂でした…!
長さにして800mぐらい。勾配もそれほどでもなかったので楽ちんでした。
少し進むとトンネルが現れる。
ここのトンネルは、これでもかってぐらい歩道が広かった。
車道並みに広い…こんなトンネルを通るのは初めてだ…。
トンネルを抜けてからも予定していたルートを無視して、青いレーンに沿って走る。
農道みたいなところにも青レーン。
たぶんこの青いレーンがあるところは、交通量が少なめで景色もいいところが選ばれてそうなのと、何より地域住民の方も自転車が通ることをある程度は許容されていると思うので、できるだけ青いレーンのあるところを走るのがいいんだろうなーと思いました。
県道西浅井マキノ線
そんな感じで、青いレーンに沿って走っていたら通ることになった「県道西浅井マキノ線」。
ここが交通量も少なくて、雰囲気も最高で、走っていて気持ちよかった。
めちゃくちゃ良いシチュエーションだからか、キャンプ場もたくさんありました。
僕の好きな高い木もいっぱいある。
琵琶湖もよく見える。
言うことなしすぎる…。
「高島市」に入りました。
この「県道西浅井マキノ線」を走っている最中、琵琶湖一周しにきてよかったなーと思いました。
個人的にですが、この道だけでもそれだけの価値はあったと思いました。
雰囲気のよきトンネルをいくつか抜ける。
車はぜんぜん来ない。
なんだか他のところで見たときよりも、琵琶湖の水が綺麗に見えました。
そんな「県道西浅井マキノ線」も終わってしまう。
ほんとうに素晴らしい道だった…。
「大津市まで62km」の標識。今日はもうまあまあ走ったけど、まだまだ遠いなー…
本通りに戻ったからか、交通量も少し多くなりました。
景色はいい。
いつの間にか道が南下し始めていました。つまりついに琵琶湖の西側に!
大きな松林。
松林の間から琵琶湖が見える。
琵琶湖の西側に入ってから、こういう集落のなかを走ることが多くなってきました。
お昼も近くなってきて、今日も日差しが夏並み!
暑いけど気持ちいい。
そういえば対岸が見えますが、あっち側はよく考えたら「すべて走ってきた道」になるわけなんですよねー…
淡路島みたいな島と違い、湖だと走ってきた対岸が見えるから感慨深く感じたりするんだろうなーと思っていたんですが、
琵琶湖が雄大すぎてぜんぜんそんな感じがしない…!
ほんとにあそこを走ってきたんだろうか…?
東側を走っていたときに見たような道がまた始まる。
ベンチのある休憩できるところを見つけたので、一休みしたりしながら
先を進む。
ここらへんの「高島市」は地図で見ると大きな街っぽいから、お店も多いんだろうなーと思っていたんですが、自転車ルートだと中心街からはズレているようで、ぜんぜんお店がありませんでした。
コンビニもない。
ただ景色はきれいだー
写真は南側の景色。南側ということは、あそこに見えるのぜんぶ通らなきゃいけないってことだ…!
琵琶湖がキラキラしてる。
高島市を通り過ぎると、しばらくは緑の多い道を走る。
いきなり目の前にバイパス?が出てきたので、びっくりした。
琵琶湖を走っていてこういう高架をぜんぜんみなかったので、なんだか文明を感じる。
バイパスに沿って下道を走っていると、分岐が…!
右は明らかに「バイパスに入る道」っぽかったので、臆して「左側の道」を進んでみたんですが、川があって先に進めない道でした。
バイパスに入るしかないみたい。
上ってみるとこんな感じ。
これで川を越えられる。
川を越えてからは、こんな感じのアクアビュー!
見渡す限り琵琶湖!
パノラマで撮ってみたけど、よく分からなかった。
なんだかこの道は、四国で「室戸岬」を目指して走っていた海沿いの道を思い出しました。
バイパスあたりから「自転車専用青いレーン」が無くなっていたので、道を間違えたのかな?と思っていたんですが、いきなり青レーンが現れたので間違ってはなかったっぽい…?
琵琶湖の西側は、こんな感じでちょくちょく青レーンが消え去るところもありました。
もしかしたら見逃してただけなのかも…。
白鬚神社
突如現れる「湖に浮かぶ鳥居」
琵琶湖にも宮島があったのか…!
「白鬚神社」という神社の鳥居のようでした。
ところどころで看板をみたけど、ここのことだったのかー
この白鬚神社のあたりから、急にかなり交通量が多くなりました。
道路も狭めで、大型自動車もかなり通るから結構怖かったです。
途中で交通量の多い道路からそれるルートになったので、ホッとする。
電車だ!
湖西線が走っていました。
電車があると急に都会みを感じる。
湖西線は基本ずっと高架みたいで、駅も高架下に入っているのが基本ぽい?
初めて見るタイプだったので、なんだか新鮮。
でも阪神電車も一部はこんな感じかー
電車が通っているからか、住宅も増えてきました。
南に進んで行くにつれて、どんどん街になっていく。
もうずっと「青レーン」に従って走っていますが、
やっぱり交通量も少なくて景色もいいルートだ。
もう少ししたら「琵琶湖大橋」だなーというところで、だんだん道路沿いにお店が増えてくる。
時刻は12時半ぐらい。
そろそろお昼ごはんと長めの休憩にしたい…。
ここまで来て2日分の疲れも溜まっていたからか、体力が尽きかけていました。
「すき家」はこの間寄ったしなー…
ということで「天下一品」にしました!
めちゃくちゃ久しぶりに食べた「こってり」
頼みすぎたかなと思いましたが、疲れていたのもあって余裕で食べ切れてしまった。
琵琶湖大橋
琵琶湖大橋。
昨日往復したところですね!ついにここまで来れました。
この街並みも往復したときに見た場所だー
琵琶湖大橋まで走ってきたら、あとはそんなに長くないはず。
「浜大津まで14km」の標識。もう少し。
もう道沿いがお店と建物だらけ。
琵琶湖もほとんど見えない位置になってしまった。
たまーに住宅街の隙間から見えるぐらい。
こうなったらもうひたすら走ることに専念する。
「浜大津」まで来たら、都会みがすごい。
これまでの街と比べると、間違いなくここは都会だ…。
琵琶湖一周の最後の直線に入る。
と、ゴールを前にして先にお土産を買う。
道の駅ならぬ「湖の駅」がありました。
琵琶湖一周達成
ということで、
初日に「琵琶湖を初めて見に来た公園」までたどり着きましたー!
琵琶湖一周たっせいだーー
遠くに見える「西側」も
向こうに見える「東側」も
いまここから見えるところは全部走ったんだなー…と思いながら、ぼんやり眺めていたんですが、やっぱり琵琶湖が雄大すぎて実感はあんまり沸かず…。
「ほんとに走ったのかなー…?」と思いながら眺めていました。
でも琵琶湖を一周したことには変わりない!
お疲れさまでした!
ということで、初日も止まった「快活CLUB 大津膳所店」に帰ってきました。
おしまい
そんなこんなで、なんとか琵琶湖を一周することができました!
3日目は走る距離も長かったので、さすがに疲れました。疲れも溜まっていたからか、途中で体力が尽きかけてやばかったです。
琵琶湖はずっと平地なのが幸いしました。自転車は体力が尽きても平地ならペダルを漕いで走り続けることはできるので、なんとかなりました。坂がないとは聞いていましたが、ほんとにほぼ一箇所だけしか無いとは…!
琵琶湖を一周して良かったなと思ったところは、何度も書いちゃいますが「県道西浅井マキノ線」を走れたこと。あの道はほんとうに好みで素晴らしかったです。マキノ線だけじゃなく「琵琶湖の北側」はどこも景色がよかった。
東側の「代わり映えのない道」を走っているときは、「琵琶湖ってやっぱり走るのがメインなのかなー…こんな感じだったらもう今後走るのはいいかな…」と思っていたんですが、琵琶湖の北側はそんな印象を消し飛ばすぐらい素晴らしかった。
淡路島を含め、「島を周る」っていう経験はいろんなところでできますが、大きな湖を周回できる場所はなかなかないと思うので、そういう意味でも琵琶湖を一周してよかったなーと思いました。
京都側からも大きな峠越えがなく楽に琵琶湖まで訪れることができますし、「青い自転車専用レーン」が基本必ずあるので地図を見たりルートづくりすることもなく走れたり、また今回の僕のように「快活CLUB」のような漫画喫茶を使えば宿泊料金も格安で、しかもどちらの店舗にも「シャワー」も「女性専用ルーム」もあったりするので、年齢性別・自転車の経験問わず誰でも「ビワイチ」を楽しめるだろうなーと思いました。
ビワイチが日本でも有名で、全国各地からサイクリストが集まる理由が分かったような気がします。
楽しかった!