夜に自転車で走っていると、ふとエネオスの看板が目に入ってきたんですが
「あれ、エネオスの看板ってオレンジじゃなかったっけ…」
「セピア色に見えるけど、目がおかしくなった…?」とすごく不安になりました。
近づいて眺めてみたり、スマホで写真を撮って確認してみても、やっぱりセピア色…!
「目を使いすぎたのかなー…家に帰ってゆっくりしよう」と帰り道を自転車で走っていたら、
別のエネオスがあり、そっちはオレンジ色!
自分の目がおかしくなったわけじゃなくてホッとしましたが、なんで「セピア色看板のエネオス」があるんだろう…と気になりました。
並べると、結構違う。
エネオスに問い合わせみた
気になったので、エネオスの公式ウェブサイトの「お問い合わせページ」から聞いてみました。
- エネオスのガソリンスタンドの看板に「セピア色」のものがありますが、何か理由がありますか?
- また、「オレンジ色」の看板の店舗とサービスに違いはありますか?
みたいな感じで問い合わせました。
エネオスからの回答
通常のENEOSガソリンスタンドは、標準色のオレンジを採用しておりますが、
景観条例等により、表示カラーが規制されている地域については、
セピア色にて対応を行っているケースがあります。ご確認をお願いいたします。
「ENEOS株式会社 ENEOSお客様センター」からの返信メールより
ということで、自治体の景観条例で広告物の「表示カラーが規制」されている場合、セピア色の看板にしているようです!
なるほどなー!
ちなみに、うちの近くのエネオスが
- セピア色 = セルフのガソリンスタンド
- オレンジ色 = 普通のガソリンスタンド
だったので、看板の色によってサービスの違いがあるのかな?とも思っていたんですが、そういうわけでは無かったみたいです。
うちの自治体の条例を調べてみた
住んでいる自治体のウェブサイトを調べてみましたが、確かに該当する条例がありました。
- 「広告物の色彩(マンセル値)、意匠、面積等を表した模写図」の提出書類が必要
- ただし、「新規・変更」の場合は必須なものの、「更新」の場合は不要
ということで、
- 新しくできたエネオスは、色彩の彩度を抑える必要がある
- 古くからあるエネオスは、そのままでもOK
みたいのなので、同じ市にあるエネオスでも、「セピア色看板のエネオス」と「オレンジ色看板のエネオス」があるのかなーと思いました。
おまけ
真っ赤な看板のエネオスもあった。
おしまい
そんなこんなで、エネオスの看板が「セピア色」な理由がわかりました。
そういえば、ローソンなんかも色味が抑えられてる店舗もありますもんね。
とりあえず、自分の目がおかしくなったわけじゃなくて、よかったよかった!