Firefox37 64ビット版にしてからメモリ消費量が増えまくるのでなんとかした

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Firefoxは64ビット対応しない!

なんて聞いた気がしてガッカリした覚えがあったんですが、今回Firefox 37のbeta版からWindowsの64ビット版もリリースされるということで、それならば!とインストールし、ついでに新規プロファイルも作成してみました。

ちなみに32ビット版からでもプロファイルを引き継いで移行できます。

うちの環境では32ビット版から64ビット版に移行しても、使えなくなったアドオンはありませんでした。

でで、64ビット版にしてみた感想は軽くなった!ような気がする…程度のものだったんですが、問題はもっと別のところにありました。

目次

メモリが増え続ける

どれぐらいメモリが増え続けるかは、上のタスクマネージャーのスクリーンショットを見てもらえれば分かるかと思います。

増えすぎー!

32ビット版を使ってた時は多い時でも1.2GBぐらいだったのに、タブ数4~5つぐらいで2GB超えちゃうときがあります。

なんでやねん!

何が原因でメモリが増え続けるのか

よく作業をしながらGoogle Play Musicで音楽を聴いてるんですが、どうもうちの環境だとGoogle Play Musicを開いていると、どんどんメモリ使用量が増え続ける模様…。

ただ、メモリが2GB越えたところで、Google Play Musicのタブを閉じても、1.2GBぐらいにしかならないんですよね。

あ、でもいま改めて書いてみると800MBも減るのは相当か…。

やっぱりGoogle Play Musicのせいなんだろうか…。

メモリ消費量の多いアドオンを調べてみる

Firefoxの拡張で「about:addons-memory(addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/about-addons-memory/)」というアドオンがあります。

このアドオンを入れてアドレスバーに「about:addons-memory」と入力しアクセスすると、各アドオン毎に消費しているメモリ消費量が分かります。

「about:memory」でも分かるんですけど、こっちの方が見やすくて分かりやすいんですよね!

で、調べてみたところ各アドオン自体はそれほどメモリを消費していませんでした。

Firefox自体がメモリ消費量のうち70%を消費している感じ…やっぱり本体が原因なのか…。

Firefox本体自体の問題?

ネットで色々調べてみたんですが、どうも32ビット版、64ビット版に関わらずFirefox 36から特定ページでメモリがどんどん増えていくという不具合があるようです。

ページ内にAdsが複数あるとどんどんメモリが増えていく、Flashサイトを開いているとどんどんメモリが増えていくなど。

やっぱり本体自体の問題で修正待ちなのかなー…

僕がやってみたメモリ問題への対処

とりあえず新規プロファイルを作っていちから構築しただけだったんで、Firefoxが軽くなる対処方法を中心にいくつかやってみました。

Places Maintenanceでお掃除

Firefoxが重くなったらやっちゃおう系アドオンで有名な「Places Maintenance(addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/places-maintenance/)」です。

インストールしたらPresetでAllを選択してExecuteするだけ!

いつもAllでやってるけど、うちでは特に不具合は出てません。

CCleanerでお掃除

Places Maintenanceで十分そうなんですけど、パソコンのお掃除がてらCCleanerでついでにFirefoxのお掃除もしてみました。

CCleanerを立ち上げて、クリーナーの「アプリケーションタブ」ですね。

僕の場合は

  • インターネット一時ファイル
  • インターネット履歴
  • ダウンロード履歴
  • データベース(SQLITE)の最適化

以上の4つにチェックを入れてますけど、データベース(SQLITE)の最適化だけでもいいかも。

SpeedyFoxで高速化

これは気休め程度かなーとも思うのですがSpeedyFoxをダウンロードしてきて適用させてみました。

ダウンロードして解凍しspeedyfox.exeを起動して「Optimize!」を押すだけですね。

対処してみて

とりあえず、ひと通り対処してみてタスクマネージャーで逐一メモリ消費をチェックしてたんですが、1GBを超えることが無くなりました!

もちろんいつも通りGoogle Play Musicで音楽を聴きつつ作業しながらなので、効果は合ったのかなーと思います。

ただ、このメモリがどんどん上がっていく現象が本体が原因なら、また何かをきっかけに発症しちゃいそうなので、Mozillaさんには早く何とかして欲しいなーと思います…。

あとMemory Foxなどのメモリ消費を抑えたりするアドオンが一時期流行ったりしましたが、あれはメモリ消費量の数字だけは確かに少なくなるんですが、逆にFirefox自体が不安定になってしまうことが多かったので、個人的にはあんまりオススメできないです。

あ、でも使用していないタブのメモリを開放してくれる系のアドオンや機能はタブをたくさん開く方には効果ありだと思います!

早く完全に解決してくれるといいなー…

[追記] Google Play Musicのメモリ馬鹿食いは解決?(2015年4月5日)

今日も今日とてGoogle Play Musicで音楽を聴けば聴くほど、Firefoxのメモリがどんどん増えていって嫌になっていたんですが、ふとGoogle Play Musicの設定を見ていたら、HTML5 Audioでの再生ができるじゃないですか!

場所は右上の歯車マークを押して、”Labs”を選択したところです。

この設定に変えてみたところ、とりあえず今のところメモリは多くなっても1.2GBぐらいを越えない感じになってくれました。

でもGoogle Play Musicではメモリがどんどん上がっていくことはなくなったんですけど、やっぱりFlashが使われているサイトを長時間タブに開きっぱなしにしていると、どんどんメモリが増えていくのは変わらないですねー…

早く直して欲しい!

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