さよなら歯茎

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火曜日の夕方に歯医者に行き、虫歯じゃないなら治療しなくていいなーとウキウキしてた僕だったんですが全てが甘かったです。

目次

第二章 お前の歯茎は死んでいる

前日にレントゲンを取ったものを見せてもらったんですが、痛いと訴えた歯が他の歯に比べて真っ黒です。

先生曰く歯の中がばい菌にやられてスッカスカなんだそうです。

まじかー…と思いつつ何となく心当たりはありました。

7年ほど前に生まれて初めて虫歯になったんですが、その時に神経を抜いて詰め物をしてもらうまでは治療してもらったんですが、まだ治療途中にもかかわらず仕事が忙しくて行かなくなっちゃったんですよね。

今回ばい菌にやられてると言われた歯がその歯だったんで言うなれば自業自得です!

先生が抜いたほうがいいねと言ってきたんでできるならいますぐ抜いてくださいと伝えました。

ばい菌にやられたスッカスカの歯なんてもういらないし神経を抜いた時もそこまで痛くなかったから抜くだけならもっと簡単に抜けるだろうと思ってたんですがそれが大甘でした。

第三章 生き地獄

「麻酔打ちますねーチクっとしますよ」

と言われたものの神経を抜いた時に歯の麻酔注射は経験済みで、しかも神経を抜いた時には歯の注射が一番痛かったので、ここさえ耐えれば余裕だなと心に笑みを浮かべていましたこの時の僕は。

案の定ちょっとチクっとするぐらいで、全然注射も痛くなく、あとはひたすら待つだけだなーと気楽に構えていたんですがここから生き地獄でした。

なんか針のようなもの(怖いからずっと目を閉じてた)で抜こうとする歯をギュッギュと中から引っ張っては、ペンチみたいなもので歯を左右に思いっきりグリッグリッって力いっぱい動かしてくるんです…。

しかもなんか麻酔をしてるのに痛い!痛かったら右手を上げてくださいねと言われてたので容赦なく右手をあげて追加の麻酔注射を打ってもらうものの先生が

「痛いのは内側ですか?外側ですか?」

と聞いてくれているのに良くも分からず毎回

「内側です」

と答えて内側に麻酔を打ってもらったものの、どうも麻酔が効いてないのは内側じゃなかったようで、麻酔3回目ぐらいの時にはもう先生も僕に何も聞かずに外側の方に麻酔打ってくれるようになりました。

そこから延々針みたいなのでグイグイペンチみたいなのでグリグリの繰り返し。

これを2セットぐらい繰り返すたびに起き上がって口を濯ぐんですが、だんだんボクシングの試合と休憩の繰り返しみたいだなと思えてきて、これが一体いつまで続くんだろうと泣きそうになってました。

多分20分近く同じことの繰り返しをしてたんですが、そこから段々バキッバキッと歯が割れるような音が聞こえてきて、そろそろ終わりなのかな!と希望の光が見えてきたところで

「あー歯茎がぐっちょぐちょだね」

と先生に言われました。

第四章 俺の歯茎はぐっちょぐちょ

どうやら歯自体は抜けたようなんですが、歯のばい菌が歯茎にも侵食してたみたいで、やばいことになってたらしいです。

痛みの原因はどうもこれみたいでした。歯が原因じゃなくて歯茎がぐっちょぐちょだったんですね。

ひとまず歯茎の中のぐっちょぐちょを綺麗にしてもらい抜歯が終了しました!でも隣の親知らずの歯茎も同じような状態になってるらしいので4月あたりに抜かなきゃいけないらしいです…。

またあの苦しみを味合わなきゃならないのか…

今は抜歯して3日目なんですが、1~2日目はさすがに痛くて、御飯を食べるたびに痛み止め飲まなきゃやってられなかったものの3日目になると随分マシになり普通にご飯も食べられるようになってきました。

ただ無神経に抜歯の部分を意識せずに食べると後から痛くなってきて痛み止めを飲むハメになるので、まだしばらくは気をつけながら食べたほうが良さそうです。

とりあえず来週も歯医者に行く予定。

ぐっちょぐちょの歯茎の経過を見てくれるらしいです。綺麗になってるといいなー…

歯って削るのと抜くのでは痛みがホントに段違いですね…相当舐めてました。

みんなが歯医者怖がるのがわかった気がする。

来月の親知らずはすんなり抜けるといいなー…

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