いつの間にやら「twitter」を使っている人が殆どなんじゃないかって思ってしまうほど、日本じゃtwitterを使うのが当たり前になりました。
いろんな人の呟きがtwitterに流れることもあり、「Google検索で見つけにくい情報もtwitterだと結構見つかる!」なんてことも増えたので、数年前から「Googleで検索」するよりも、まず始めに「twitterで検索」することが増えました。
「twitter検索」は、実は便利な検索演算子やフィルタがたくさん用意されていて、特定の情報を検索したいときにめちゃくちゃ便利です。
なので、僕が「twitter検索」でよく使っている検索方法をまとめておこうかなーと思います。
基本的に使うもの
検索が「ユーザー名」と「ユーザーID」に引っかからないようにする
[検索ワード] OR @llll__llll
例えば「ブロッコリー」でtwitter検索したい場合、呟きを検索したいのに「ユーザーの名前に”ブロッコリー”を付けている方」も検索に引っかかっちゃうんですよね…。
そんなときは、検索ワードの後ろに「OR @llll__llll」を付けると除外して検索することができます。
「@llll__llllってなに?!」ってなるかもしれませんが、これは「存在しないユーザーID」か「凍結されているユーザーID」なら何でもOKです。twitter上だと「@llll__llll」が凍結アカウントだったのと、検索ワードにくっつけても目立ちにくそうだから、これにしています。
これを付けると、どんな感じで検索結果が変わるのか、分かりやすい例を上げておくと、
- 「山田」をそのままtwitter検索
- 「山田 OR @llll__llll」でtwitter検索
このふたつのtwitter検索を開いて見比べると分かりやすいんですが、ちゃんとユーザー名に「山田」を付けている人を除外して、本文からのみ検索できているのが分かるかと思います。
ちなみにこの方法は「ユーザー名」だけじゃなく「ユーザーID」も検索対象外になります。例えば「banana」と英単語で検索してもこの方法なら「ユーザーID」に「banana」が含まれている人もちゃんと検索から除外してくれます。
便利!
「日本語ツイート」だけ引っかるようにする
[検索ワード] lang:ja
これもよく使っています。
「日本語ワード」を検索するときはそのままでも良いですが、例えば「Javascript」など、英単語をtwitterで検索すると英語圏の方のツイートも引っかかってしまいます。
「日本語ツイートからだけ検索したいんだ…!」ってときに便利。
- 「Javascript」をそのままtwitter検索
- 「Javascript lang:ja」でtwitter検索
これもふたつを見比べたら分かりやすいです。下の方の検索は「lang:ja」だけじゃなく上で紹介した「OR @llll__llll」も含めています。基本的にどんな検索ワードでも「ユーザー名」や「ユーザーID」は検索に含めたくないので入れています。
逆に「英語圏のツイートだけ」を検索したいときが稀にあるのですが、そのときは「lang:en」を使えば英語圏ツイートだけにできます。
よく使うもの
「URL」を検索する(自分のサイトの記事を呟いてくれている方をエゴサする)
url:neachi*net
「neachi.net」というのは僕のこのブログのドメインです。
twitterって、URLの検索はすごい苦手っぽいんですよね…。例えば、僕のブログのURLは「https://neachi.net」ですが、
- 「https://neachi.net」でtwitter検索しても
- 「url:neachi.net」でtwitter検索しても
ちゃんと検索できません。「大手サイト」とか「弱小サイト」とか関係なくうまく引っかからないのですが、urlに含まれる「.(ドット)」を「*(アスタリスク)」にしてドメインで検索すると、うまくいくようです。
- 「url:neachi*net」でtwitter検索
こんな感じで、うまく引っかかるようにできます。
ただ、このままだと「自分のツイート」まで引っかかってしまうので、次のやり方で自分のツイートは除外します。
「特定のユーザーのツイート」を除外する
[検索ワード] -from:neachi
「neachi」というのは、僕のtwitterのユーザーIDです。
「-from:ユーザーID」とすることで、「ユーザーIDさんのツイートを除外」することができます。
上で紹介した「自分のサイトの記事を呟いてくれている方をエゴサする」方法と組み合わせて「自分のツイート」を除外すると、
- 「url:neachi*net -from:neachi」でtwitter検索
これで、自分を除外することができたので、純粋に「自分のサイトの記事を呟いてくれている方のツイート」を見ることができます。
他にも、twitter検索をしながら「広告や宣伝を連投しているユーザー」をブロックやミュートするまでもないけど、一時的に除外して検索したいな…ってときに「-from:ユーザーID」は便利で、結構使っています。
「自分の過去のツイート」を検索する
from:neachi until:2015-02-01
「neachi」は僕のtwitterのユーザーIDです。
「以前ツイートした覚えがあるから検索しよー」ってことで「[検索ワード] from:neachi」を使い、自分の過去のツイートを検索することがあるんですが、特定の検索ワードじゃなしに「数年前のあれぐらいの頃あたりに呟いていたこと」みたいに漠然としているときに、よく使います。
あとは普通に「twitter検索」を使っていて、「あ、この人これに関して有用そうなこと呟いてるけど、前後のツイートも知りたいな…」ってときに、「from:その人のユーザーID until:日付」で前後のツイートを読んだりしています。
「since」も指定して、「ここ」から「ここまで」のツイート!って感じで絞ってもいいんですが、面倒くさいのでいつも「until」だけ入れて検索しています。
「リプライ」を除外する
[検索ワード] -filter:replies
これで「リプライツイート(返信ツイート)」が除外できます。
一番上で「OR @llll__llll」により、「ユーザー名」と「ユーザーID」に検索ワードが含まれていても除外されるのですが、これが「○○さんへの返信リプライ」だった場合に引っかかっちゃうんですよね…。
例えば、ユーザーIDが「banana###」さんがいたとして、twitter検索で「banana OR @llll__llll」と検索すると、「返信先:@banana###」というリプライツイートは検索結果に表示されてしまうみたいです。
これが大量にある検索ワードの場合は見にくいので、「-filter:replies」を付けて返信ツイートをすべて除外しています。
たまに使うもの
「良質なツイート」だけを手っ取り早く検索したい
[検索ワード] min_retweets:1000
または
[検索ワード] min_faves:1000
上が「リツイート数1000以上のツイート」に絞るもの。下が「いいね数1000以上のツイート」に絞るものです。
検索するワードによって、「いいね」や「リツイート」の規模が変わってくるので、それに合わせて「100~10000」とかに調整して使っています。
例えば、新しく出た「Google Pixel5」が気になるので有益な情報が欲しいときや、「有名人のファンアートタグ」で良質なものだけに絞りたいときなどに便利です。
たまに「キャンペーン」でリツイートやいいねを条件にしているものが引っかかっちゃうのが玉に瑕。
おしまい
こんな感じで、twitter検索を使って便利に検索しています。
日本じゃほんとにtwitterを使う方増えたので、「買ったもののの感想」から「作品を見た感想」、「困ったトラブル」などなど、いろんな人の生の声を調べることができるのと、「140文字制限」のために情報が短くて分かりやすいので、僕は「Google検索」よりもまずは先に「twitter」で検索することが多いです。
Chromeだと、「検索エンジンを追加」でtwitter検索を設定すれば、簡単にアドレスバーからtwitter検索することができるので、さらに便利になります。
URLに入れているのは、
https://twitter.com/search?q=%s%20OR%20%40llll__llll&src=typed_query&f=live
この設定をすれば、Chromeのアドレスバーに「tw」と入れてTABキーを押せば、自動的に「OR @llll__llll」付きでtwitter検索することができて便利です。
twitter検索わっしょい!